腐敗撲滅ではこれらの成果のほか、中國共産黨の腐敗撲滅體制の建設(shè)と方法の革新も注目に値する。
昨年は、「二つの責(zé)任」の実現(xiàn)が進み、黨委員會の主體責(zé)任と紀律委員會の監(jiān)督責(zé)任との分擔(dān)がより明確なものとなった。もう一方では、腐敗撲滅部門への主要職務(wù)のさらなる集中化が進められた。中國の省?區(qū)?市と新疆生産建設(shè)兵団の紀律委員會は昨年、參加する議事協(xié)調(diào)機構(gòu)を4619機関から460機関に減らし、90%の削減を?qū)g現(xiàn)した。
2014年は「巡視」も腐敗撲滅活動の焦點となった。1年で3回にわたる中央による巡視が行われ、全國31省?區(qū)?市と新疆生産建設(shè)兵団の全てが対象となった。より臨機応変で効果的な「特別巡視」という巡視方法も考案された。省級の巡視でも多くの腐敗事件の手がかりが発見され、北京の腐敗撲滅推進と連動して効果を上げた。
中央級の黨と國家の機関に対する監(jiān)督を強化するため、中央紀律委員會は、中央弁公庁と中央組織部、中央宣伝部、中央統(tǒng)一戦線部、全國人民代表機関、國務(wù)院弁公庁、全國政治協(xié)商機関など中央と國家の機関に7つの派遣機構(gòu)を新設(shè)した。際立った権力と影響力を持っていると考えられていた重要な部門に対するこの措置の意義はとりわけ大きい。
専門家はこれについて、中國共産黨は腐敗減少?抑制で全體として成果を上げていると分析している。中國共産黨は同時に、制度建設(shè)と連攜して、「権力を制度の檻に閉じ込める」という方向へも著実に前進している。消息筋によると、中國の腐敗撲滅は2015年も引き続き強力に推進される見込みで、両會の重要な議題となるのは間違いない。両會期間にさらに注目すべき新たな動向がわかる可能性もある。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月2日
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