腐敗撲滅は、中國共産黨が非常に重視し、中國の民衆(zhòng)も高い関心を持つ問題である。習(xí)近平氏は中國共産黨の新たな最高指導(dǎo)者になって以降、王岐山と連攜して腐敗撲滅を強力に進め、注目すべき成果を上げた。特に2014年の腐敗撲滅事業(yè)は注目點が數(shù)多く、中國の民衆(zhòng)はそろってこれを評価している。人民日報が伝えた。（文：趙兵。）

　中國では、腐敗撲滅で取り締まりを受けた高級官僚が「虎」、低級官僚が「ハエ」と呼ばれる。2014年には、周永康や徐才厚、令計畫を含む68頭の「虎」が中國共産黨の取り締まりを受け、そのうち30人はすでに送検されている。

　幹部の風(fēng)紀(jì)粛正のため、中國共産黨は「8項規(guī)定」を制定した。この規(guī)定に違反したとして取り締まりを受けた幹部は2014年通年で7萬1748人に達し、黨紀(jì)?行政規(guī)律処分を受けた幹部は2萬3646人を數(shù)えた。

　以前、汚職によって資産を築いた官僚が資産とともに海外逃亡し、國內(nèi)法の懲罰を逃れるケースが多発していた。これには世論の批判も高く、腐敗撲滅部門には重圧がかかっていた。

　中國はこれに対し、逃亡犯や不法資産の國際的追及を強化する一連の措置を取った。「逃亡犯?不法資産追及弁公室」が設(shè)立され、「國連腐敗防止條約」の枠組みの下での二者間?多者間協(xié)力が強化され、米國やカナダ、オーストラリアなどの國と腐敗撲滅の取り締まり協(xié)力體制が構(gòu)築され、北京APEC期間には「北京反腐敗宣言」が発表された。

　北京のこうしたやり方は現(xiàn)在、大きな成果を挙げている。昨年、中國が海外から拘束した逃亡犯は500人余り、沒収した不法資産は30億元（1元は約19円）余りにのぼった。