中國(guó)外交部（外務(wù)省）の華春瑩報(bào)道官は5日の定例記者會(huì)見で「反テロ法の制定は完全に中國(guó)の內(nèi)政であり、米側(cè)が中國(guó)側(cè)の正常な立法活動(dòng)を正しく受け止めることを希望する」と表明した。

　米國(guó)務(wù)省のハーフ副報(bào)道官が先日、中國(guó)の反テロ法制定に改めて懸念を表明し、反テロ法起草時(shí)に中國(guó)側(cè)は米國(guó)の政府や企業(yè)界に相談すべきだと述べたことについて、コメントを求められた華報(bào)道官は。「中國(guó)側(cè)は原則的立場(chǎng)をすでに繰り返し表明している。反テロ法制定に関して、第12期全人代第3回會(huì)議の傅瑩大會(huì)報(bào)道官が昨日すでに立法関連の考慮と執(zhí)行上の原則などについて明確に回答し、『中國(guó)側(cè)は関係措置に厳格な制限條件を設(shè)けている。第1にテロ活動(dòng)の防止と調(diào)査のためであること、第2に公安機(jī)関と國(guó)家安全機(jī)関による適用に限られること、第3に厳格な審査?承認(rèn)手続きが必須であることだ。これは行政法の原則に合致し、國(guó)際的に普遍的なやり方でもあり、ネット経営者の正當(dāng)な利益への影響はない』と強(qiáng)調(diào)した」と指摘。

　「反テロ法の制定は完全に中國(guó)の內(nèi)政だ。われわれに自ら他國(guó)に相談する義務(wù)はないし、他國(guó)にも中國(guó)側(cè)にそうしろと要求する権利はない。米側(cè)が中國(guó)側(cè)の正常な立法活動(dòng)を正しく受け止めることを希望する」と強(qiáng)調(diào)した。

　オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)が2日、中國(guó)の反テロ法案の情報(bào)セキュリティーに関する部分に懸念を表明し、政策の調(diào)整を要求したことについて、華報(bào)道官は3日「法案の指摘された部分は、現(xiàn)在の國(guó)際的な対テロ情勢(shì)と國(guó)內(nèi)の対テロ活動(dòng)の実際の必要性に基づき、また関係國(guó)の立法経験と手法を參考にしたうえで打ち出したものだ」「この立法は中國(guó)の內(nèi)政であり、米側(cè)が正しく、冷靜に、客観的に受け止めることを希望する」と応じた。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月6日