「小蝌蚪找媽媽」(おたまじゃくし、お母さんを探しにいく)を覚えているだろうか?1960年代初期に製作されたこのアニメーションは、世界初の水墨畫アニメだ。この名作アニメを製作した上海美術(shù)映畫製作所の馬克宣監(jiān)督が6日、病気のため死去した。享年76歳。このニュースを受け、水墨畫アニメが再び人々の話題に上っている。人民日報が伝えた。
■水墨畫、切り紙、木製人形アニメ、獨特な美的センスとスタイルで「中國學(xué)派」を打ち立てる
「大暴れ孫悟空」(原題:大鬧天宮)「山水情」「3人の和尚」「天書奇譚」「ナーザの大暴れ」(原題:哪吒鬧海)「小蝌蚪找媽媽」「牧笛」…馬克宣監(jiān)督が関わった、あるいは製作した作品は非常に多い。ほぼ全作品が、中國アニメーションの傑作と稱されている。特に、馬監(jiān)督が共同監(jiān)督を務(wù)めた「山水情」は、まるで一篇の詩のように美しく、幽遠で淡い畫像は、水墨アニメの最高傑作と言われている。
ある日本人アニメーターはかつて感慨深そうに、「水墨畫でアニメ映畫を製作できることに、中國人の自國の伝統(tǒng)蕓術(shù)に対する深い思いと理解が表れている。外國人にはただ、『凄い』としか言いようがない」と語ったことがある。
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