日本の自動車メーカー大手のトヨタとマツダがこのほど、技術(shù)分野での提攜をはかるとの突然のニュースを発表した。両社トップは提攜合意に調(diào)印した上、交渉のプロセスをできるだけ早く始め、具體的な提攜の段取りを検討する方針を決めた。経済日報が伝えた。
日本の自動車メーカー大手8社のうちトヨタは1位、マツダは4位の売り上げを誇る。両社の提攜は、日本の自動車産業(yè)を揺るがしているだけでなく、世界の自動車産業(yè)に注視されている。近年急速に伸びているトヨタの2014年の世界販売臺數(shù)は1023萬臺で、GMとフォルクスワーゲンを超えて3年連続世界トップを守った。トヨタがほかの大手メーカーとの技術(shù)提攜という攻勢に出たことは、世界の自動車メーカーにとって無視できない動きとなる。
日本メディアによると、トヨタとマツダの小範(fàn)囲での協(xié)力の試みは5年前からすでにあた。トヨタはハイブリッド技術(shù)の一部をマツダに譲渡し、マツダはラテンアメリカ市場でトヨタ向けの小型自動車生産を行った。今回の業(yè)務(wù)提攜は、長期的なすり合わせが実って、協(xié)力分野を拡大する形で行われた。両社の技術(shù)提攜は相互補完的なものとなる。トヨタは非ガソリンのエンジン技術(shù)で強く、安全系統(tǒng)の面でも他社をリードしている。トヨタは今回、マツダにハイブリッド技術(shù)と電動自動車技術(shù)を全面譲渡する。マツダは低燃費エンジン技術(shù)に優(yōu)位性を持ち、新興経済國や発展途上國の市場で強みを持つ。トヨタにとってこうした分野は弱點である。両社はそれぞれの技術(shù)特許を相互に譲り、先進國と新興経済國の市場へ自社の自動車をすばやく売り込もうとしている。
自動車分野の世界の技術(shù)競爭は現(xiàn)在、環(huán)境保護と安全性の分野に集まっている。先進國の環(huán)境保護基準(zhǔn)はますます厳しくなっているし、新興経済國や発展途上國も環(huán)境保護水準(zhǔn)を重視している。トヨタなど日系メーカーは現(xiàn)在、技術(shù)開発と環(huán)境保護車のアップグレード?モデルチェンジを全力で進めている。トヨタの開発したハイブリッドカーはすでに世界市場に広まり、電動自動車も日本市場に急速に普及している。トヨタはまず中國から電動自動車の市場を伸ばし、ほかの発展途上國への進出の足がかりとする方針だ。安全分野では、日本市場では年初以來、各種の自動ブレーキ裝置を搭載した車が次々と登場している。自動運転車はすでに各種データ測定の段階に入っており、2年後には実用化となる見通しだ。
自動車の技術(shù)競爭がいよいよ激しくなる中、トヨタとマツダが全面技術(shù)提攜に踏み切ったのは、相手の技術(shù)成果を早く利用し、資金を食う技術(shù)開発を省き、技術(shù)成果の商品化を急ぎ、市場を拡大し、特に潛在力の高い新興國の市場シェアを獲得するためである。ある業(yè)界関係者によると、トヨタとマツダの提攜は始まったばかりで、順調(diào)なら販売や資金などへの協(xié)力拡大も検討されているという。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月25日
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