経済発展の面から見ると、米國やEUなどの経験は、宇宙科學(xué)が技術(shù)革新の大きな推進(jìn)力であることを証明している。呉氏は「例えば攜帯電話に使われている高解像度カメラは、深宇宙探査技術(shù)のCMOSイメージング技術(shù)を採用している。宇宙科學(xué)で畫期的な進(jìn)展を目指すならば、新たな探査方法を採用しなければならない。このような発展は、新たな科學(xué)的進(jìn)展の実現(xiàn)を続け、関連技術(shù)の発展を力強くけん引し、かつその他の分野に影響を及ぼし、潛在的な経済効果をもたらす」と例を挙げて説明した。

◆中國の宇宙科學(xué)、長期的?安定的な支持が必要

呉氏は、中國の宇宙科學(xué)は現(xiàn)在、歴史上最も理想的な発展の時期を迎えていると述べた。中國科學(xué)院宇宙科學(xué)戦略性科技先導(dǎo)特別プロジェクトの支持を受け、暗黒物質(zhì)粒子探査衛(wèi)星「悟空」が、昨年12月に打ち上げられた。また、微小重力実験衛(wèi)星「実踐10號」が、今年4月に打ち上げられる。量子科學(xué)実験衛(wèi)星、硬X線調(diào)整望遠(yuǎn)鏡の開発も急ピッチで進(jìn)められており、今年中に打ち上げられる予定だ。

呉氏は、「しかしその後はどうするべきか？現(xiàn)在の宇宙科學(xué)任務(wù)の多くは単発的で、持続性と安定的な経費?予算が欠けている。NASAや歐州宇宙機関のように、宇宙科學(xué)の経費?予算を、宇宙事業(yè)の予算全體の固定的な比率に基づき拠出することはできないだろうか？こうして初めて科學(xué)者に希望をもたらし、中長期計畫の制定の條件を整えることができる」と提案した。

呉氏は、「科學(xué)者らの願いと共通認(rèn)識である同計畫は、専門家チームの慎重な審査と選考に合格する必要がある。中國が真の科學(xué)技術(shù)強國になり、革新駆動型発展を?qū)g現(xiàn)するためには、目先の利益だけを考えるのではなく、人類に対して中華民族としての貢獻(xiàn)を成し遂げなければならない。こうして初めて世界の人々から真の尊重を勝ち取ることができる」と話した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月21日