「年の初めに家を買わなかったら、1年が無(wú)駄に忙しくなる」庶民は、日々多様化する投資ルートをあわてて追いかけており、「海外不動(dòng)産購(gòu)入」がしょっちゅう話題に上るホットワードとなっている。大型ショッピングセンターやオフィスビルのエレベーターに乗ると、海外不動(dòng)産の広告をしばしば目にする。確かに、ここ數(shù)年、資産配置や移民、教育などを考慮して海外不動(dòng)産を視野に入れる中國(guó)人が増えている。それでは現(xiàn)在の中國(guó)人の海外不動(dòng)産取引の狀況はどのようなものか。

▽海外不動(dòng)産取引は始まったばかり

7月初め、全米不動(dòng)産協(xié)會(huì)（NAR）が発表した「2016年米國(guó)住宅國(guó)際バイヤー報(bào)告書(shū)」によると、調(diào)査の結(jié)果、2015年4月～16年3月に中國(guó)人が米國(guó)で購(gòu)入した不動(dòng)産は2萬(wàn)9200戸に上り、価格は総額273億ドル（約2兆7649億円）に上り、中國(guó)人は2年連続で米國(guó)住宅市場(chǎng)最大の海外バイヤーになった。また同報(bào)告書(shū)によると、中國(guó)人バイヤーは価格が高めの質(zhì)の高い不動(dòng)産資源を特に好むという。

中國(guó)人は米國(guó)不動(dòng)産市場(chǎng)で気が付いたら最大の海外バイヤーになっていた。だが実際には中國(guó)人の海外不動(dòng)産取引は始まったばかりで、今後非常に大きな成長(zhǎng)の可能性がある。大公財(cái)経が今年初めに伝えたところによると、大陸部初の海外不動(dòng)産取引センターとなった萬(wàn)國(guó)置地がこのほど主催した「2016年グローバル不動(dòng)産投資展望および萬(wàn)國(guó)置地グローバル不動(dòng)産投資白書(shū)」を深く読み込むための説明會(huì)で、萬(wàn)國(guó)置地投融資部門の周雅■（女偏に亭）副社長(zhǎng)は、「中國(guó)人の海外投資は初歩的な段階にあり、今後10年間で3兆元（約45兆6981億円）を超える海外投資ニーズがあると予想される」と述べた。

移民や教育のための海外不動(dòng)産購(gòu)入だけでなく、ここ2年ほどの為替相場(chǎng)の激しい変動(dòng)も中國(guó)人の海外不動(dòng)産購(gòu)入熱をあおっている。歐州で発行される中國(guó)語(yǔ)紙「星島日?qǐng)?bào)」によると、英國(guó)の歐州連合（EU）離脫の決定によるポンド安を受けて、中國(guó)資本が英國(guó)の不動(dòng)産を狙っている。中國(guó)大陸部最大の海外不動(dòng)産仲介プラットフォーム「居外網(wǎng)」がまとめたデータでは、英國(guó)の脫EUの國(guó)民投票が終わると、中國(guó)人の英國(guó)不動(dòng)産購(gòu)入の勢(shì)いが盛んになり、6月末から7月は購(gòu)入に関する問(wèn)い合わせ件數(shù)が同40％増加したという。