第19回上海國際映畫祭が2016年6月11日から19日にかけ、上海で開催される。上海國際映畫祭は中國國內(nèi)唯一の國際A級映畫祭、世界9大國際A級映畫祭の一つであり、カンヌ國際映畫祭、ベネチア國際映畫祭、ベルリン國際映畫祭などの著名な映畫祭と並び稱される。顕著な特徴と豊かな映畫文化を誇り、國內(nèi)外の多くの映畫関係者が出席する。上海國際映畫祭が映畫産業(yè)の最新の動向に密著していることは、その大きな特徴の一つであり、見どころだ。新華網(wǎng)が伝えた。
上海國際映畫祭のイベントは各種様々だ。コンペティションのほか、映畫フォーラムや映畫上映にも特色と見どころが集中している。映畫産業(yè)研究専門家で北京電影學院客員教授の劉嘉氏によると、上海國際映畫祭のフォーラムは映畫業(yè)界のホットな話題を取り上げ、映畫産業(yè)発展の現(xiàn)狀に密著し、映畫産業(yè)の內(nèi)在的な前進を推進する。専門家や學者を招き注目の話題について討論を行うほか、業(yè)界の抱える問題や方向性について模索し、映畫産業(yè)の発展のために様々な提案を行う。
上海國際映畫祭はフォーラムの他、映畫プロジェクトの面にも映畫産業(yè)の発展推進の動きが見られる。上海國際映畫祭?映畫プロジェクトベンチャーキャピタルは、アジア地域において影響力を持つ映畫プロジェクト融資市場であり、今年は創(chuàng)設10周年に當たる。この10年間、映畫プロジェクトベンチャーキャピタルは40作品以上の映畫製作に投資しており、「我的唐朝兄弟」「■好,樹先生」(■は人べんに爾)「鋼的琴」「白日焔火」「忘了去懂你」→」「忘了去▲■」「▲はりっしんべんに董、■は同上」「十二公民」「少女ナタ」「師父」などの優(yōu)秀作品を輩出している。近年は「氷河追兇」「紐約紐約」「致命倒數(shù)」「盛先生的花児」「愛的保存期限」「未択之路」「勝利十一人」などのプロジェクトもクランクアップ、あるいは公開されており、業(yè)界から幅広い注目を集め、認可されている。劉嘉氏は取材に対し、「上海國際映畫祭は20世紀末から運営の産業(yè)化に取り組み、映畫市場のマッチングプラットフォームとなり、資本?映畫関係者?映畫プロジェクトを真の意味で結び付け、映畫プロジェクトが資本を、また資本が映畫プロジェクトを見つけ出せるよう支援してきた」と語った。
上海國際映畫祭はまた、市場のニーズがある映畫のタイプを発掘し、映畫産業(yè)に啓発をもたらし、成功する映畫のタイプを研究?追跡している。劉嘉氏は「映畫祭にはそれぞれの位置づけというものがある。100%純粋な商業(yè)映畫というものはなく、産業(yè)を推進する部分を何がしか見つけることができる。例えば『瘋狂的石頭(クレイジーストーン)』はかつて、上海國際映畫祭で大きな成功をおさめた。その後、コメディ映畫が臺頭し始め、映畫は商業(yè)映畫の大作ばかりとは限らないと人々に気付かせることができた。蕓術的にも商業(yè)的にも成功を収めた映畫もある」と指摘する。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年6月6日
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