食事をする前にスマホで「パシャリ」。そんな光景は今では日常茶飯事となっている。しかし、スマホばかり使っていると、実際に體験できる楽しみ度が減少してしまうと心配する人もいる。しかし、ある最新研究によると、そんな心配は無(wú)用だ。新華社が伝えた。

米國(guó)南カリフォルニア大學(xué)のクリスティーン·ディア教授が筆頭となって行われた調(diào)査では2000人に、バス観光やフードコートでの食事、博物館の見(jiàn)學(xué)など9の活動(dòng)に參加してもらった。すると、ほとんどの活動(dòng)で、スマホで寫真を撮った人のほうが、撮らなかった人より楽しんでおり、各種活動(dòng)への參加度も高かった。例えば、參加者に目の活動(dòng)をモニタリングできる裝置をかぶって博物館の見(jiàn)學(xué)をしてもらったところ、寫真を撮っている人の展示品を見(jiàn)ている長(zhǎng)さのほうが、撮らなかった人より長(zhǎng)かった。さらに、スマホで撮影することはなくとも、撮影したいという願(yuàn)いを抱くだけで、楽しみ度が増すことも分かった。研究報(bào)告書(shū)では、「寫真を撮るという體の動(dòng)きというより、撮る時(shí)の脳の活動(dòng)が、活動(dòng)への積極的な參加を促し、楽しみ度が増す」と分析されている。同報(bào)告書(shū)は米誌「性格と社會(huì)心理學(xué)ジャーナル」に掲載された。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年6月14日