また、過半數(shù)の回答者が中國文化への理解を望んでおり、調(diào)査で提示された中國文化を知る5つのルートすべてにおいて、過半數(shù)が「試みたい」とし、外國人の若者の中國文化への學(xué)習(xí)意欲が強(qiáng)く反映された。中でも、文化観光と人的交流を希望する回答者の割合は約3/4の割合で「ベストルート」に選ばれ、実際に見て觸れることによって中國文化を知ることが最も歓迎されるルートであることが調(diào)査で分かった。一方で、外國人の若者にとって中國哲學(xué)の魅力は比較的薄い結(jié)果となったが、それでも51.8％の回答者を引き付け、今後中國文化を海外へと発信する際は哲學(xué)的文化面の內(nèi)容をより若者を引き付ける趣のあるものにしていくとともに、中國哲學(xué)の入門レベルを下げる必要性があることを反映した。

この他、外國人の若者が実際に中國文化の情報(bào)を得る際のルートとしては、インターネット（62.9％）がその主要なルートとして選ばれ、テレビ（12.2％）、家族や友人（10.0％）と続いた。

こうした結(jié)果を受け、北京師範(fàn)大學(xué)首都文化イノベーション?文化発信プロジェクト研究院の于丹院長は、「外國人はインターネットを利用して中國の文化活動(dòng)に參加し、ソーシャルメディアを通じて中國文化を理解している。目下中國文化の対外宣伝活動(dòng)は政府主導(dǎo)の文化蕓術(shù)パフォーマンスや現(xiàn)地における祝祭日活動(dòng)がメインで、オンラインでの活動(dòng)は少なく、種類も単一的で、人的文化交流宣伝活動(dòng)はあまり重視されていない。中國の文化を知る上で外國人が利用するツールとはややギャップがある」と指摘した。

中國文化の対外宣伝戦略について于院長は、「海外で暮らす華人華僑、留學(xué)生を十分に有効活用したオンライン?オフラインの活動(dòng)を展開し、より多くの海外の中國人に中國のストーリーを語ってもらうことが必要だ。また、ニューメディア技術(shù)を活かして中國文化理念の宣伝方式を転換し、文化活動(dòng)、文化ブランドのバーチャル宣伝プラットフォームを構(gòu)築し、文化活動(dòng)のインタラクティブ性を強(qiáng)化し、面白味のある、體験できるものにしなければならない」と提案した。

また、「文化産業(yè)の中核はクリエイティブにあり、クリエイティブの中核は消費(fèi)者の興味の所在にある。國際市場向けに中國文化製品を開発する際は、外國人の興味や彼らが認(rèn)知する文化のシンボルを優(yōu)先的に取り入れてクリエイティブを行う。外國人の中國文化製品の嗜好を十分に考慮し、中國文化の色濃い獨(dú)自の文化観光製品を開発し、宣伝対象國の文化的特徴を考慮した文化映像作品を制作し、外國人の文化製品消費(fèi)ニーズに合致する必要がある」と指摘した。（編集MI）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年6月21日