現(xiàn)在、中日間、韓日間の歴史問題といった敏感な問題が依然存在するだけでなく、安全保障問題も中日韓協(xié)力を影響させる要因になっている。長(zhǎng)らく続いた冷戦が東アジア協(xié)力に色濃い影を落としている。冷戦終結(jié)から時(shí)間が経つが、「殘された毒」はまだ消え去っていない。一部の外部勢(shì)力は同盟関係にいまだに未練を殘している。最近、ある學(xué)者が、「冷戦思考の蔓延を放置すれば、北東アジア地域はより多くの不確定性に直面することになる」と警告を発した。したがって、関係者はただちに過去の冷戦思考を放棄し、安全観の食い違いを乗り越え、共同、総合的、協(xié)力、持続可能な安全に基づく協(xié)力の新たな道を模索し、その道を歩まなければならない。

中日韓は隣人であり、仲良く共存し、「あなたの中に私がいて、私の中にあなたがいる」といえる運(yùn)命共同體を形成する必要がある。中國(guó)の平和発展は隣國(guó)にとって挑戦ではなくチャンスであり、ゼロサムではなくウィンウィンである。

友人は選べるが隣國(guó)は選べない。中日韓は地理的に近く、人々の関わりは深く、文化的に通じ合い、天然の協(xié)力の基盤があるといえる。隣人と仲良くし、隣人をパートナーとすることは中日韓協(xié)力のポイントといえる。今回の外相會(huì)談には各方面から期待が寄せられており、日韓両國(guó)が中國(guó)と同じように、十分な善意と誠意を示して、3カ國(guó)、東アジア、世界の平和発展にふさわしい貢獻(xiàn)をすることを願(yuàn)う。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月24日