26日、1年のうち最も暑い時(shí)期である「三伏天」がようやく終わりを迎える。専門(mén)家は、「三伏天が終わると、朝夕は涼しくなるが、日中はまだまだ暑く、『秋燥（乾燥によって引き起こされる肺熱や咳などの癥狀）』 による身體の不調(diào)に気をつける必要がある」と注意を促している。新華社が伝えた。

今年の「三伏天」は、7月17日の「初伏」、7月27日の「中伏」、8月16日の「末伏」を経て、8月26日に「出伏」を迎えて終わる。合計(jì)日數(shù)は40日間だ。

気象データによると、「出伏」が過(guò)ぎると、暑さもようやく和らぎ、だんだんと涼しくなってくる。晝間はまだ暑いが、朝夕は冷え込み、晝夜の気溫差が激しくなる。また、降水量は少なく、乾燥した天気になるのも、この時(shí)季の特徴だ。

「出伏」が過(guò)ぎると、天気はだんだんと涼しくなり、「秋燥」が始まる。このような天気では、多くの人が朝起きたときに、「喉の乾燥」「皮膚の乾燥」「空咳が出るが、痰はでない」といった癥狀を感じる。

天津中醫(yī)薬大學(xué)第一付屬病院栄養(yǎng)科の李艶玲?科長(zhǎng)は、この時(shí)期には以下のことに注意して生活するよう提案している。

「『秋燥』に対処するには、まず、水をたくさん飲むことだ。白湯に少しハチミツを加えたものが良い。大根、キクラゲ、ユリ、ナシ、ゴマなど、體內(nèi)の熱を下げ、唾液の分泌を促し、陰を滋養(yǎng)するような食べ物を積極的に摂ること。反対に、揚(yáng)げ物やフライ類の摂取は控えた方が良い。日常生活では、仕事と休憩のバランスをうまく調(diào)整し、出來(lái)る限り十分な睡眠時(shí)間を確保し、心を靜め、神経を落ち著かせ、苛立ちや怒りを抑えるように心がけること。室內(nèi)では、十分な換気を維持したうえで、ポトス、オリヅルラン、オオミドリボウキなどの観葉植物を育てると、さらに良いだろう」。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年8月25日