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2016年9月9日  
 

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人民網(wǎng)日本語版>>経済

経済データ不振 日銀は金融緩和の「薬」を継続投與

人民網(wǎng)日本語版 2016年09月09日08:35

日本銀行(中央銀行)がうち出す金融緩和政策はすでに「危険水域」に入っているが、日本経済の持続的な低迷と不振、「アベノミクス」に外部から絶えず寄せられる疑問を受けて、日銀は追加緩和措置を打ち出す可能性があるとしている。黒田東彥総裁は5日、既存のものや新しいものやあらゆる手段を利用してさらなる金融緩和政策をうち出したいとの考えを示し、「日銀が今月下旬に行う金融政策などの『総括的な検証』を受けて緩和政策から撤退することはあり得ない」と強調(diào)した。これは黒田総裁が先月に米國ワイオミング州ジャクソンホールで行われた年次経済シンポジウムで示した態(tài)度と基本的に一致する。シンポでは、「日銀は既存の政策の枠組內(nèi)でなお十分な追加緩和の余地があり、必要があれば、ちゅうちょなく追加的な措置を取る」と繰り返していた。

黒田総裁が金融緩和をめぐってしばしば示す姿勢は、現(xiàn)在の日本の経済データの不振と切り離せない。最新のデータでは、今年第2四半期(4-6月)の國內(nèi)総生産(GDP)成長率は年率換算で0.2%となり、外部の予測値0.7%を下回っただけでなく、第1四半期(1-3月)の2%も大きく下回った。経済の専門家は、「0.2%という數(shù)字が意味するところは、日本の経済成長がほぼ停滯しているということだ」と指摘する。これと同時に、日本経済が直面するデフレリスクは高い狀態(tài)が続いている。8月26日に日本政府が発表した7月の消費者物価指數(shù)はマイナス0.4%、生鮮食品を除いたコアCPIはマイナス0.5%で、いずれもマイナス値だった。CPIデータは5カ月連続の低下となり、予測値に屆かなかった。

黒田総裁はこれまでたびたび金融緩和政策をアピールしてきたが、日銀がうち出す措置の有効性に市場からは疑問の聲が上がる。數(shù)年前に國際社會で一時的に評判になった「アベノミクス」は、今では笑い話のようになってしまった?!弗ⅴ佶违撺埂工O(shè)定した目標は2年以內(nèi)にインフレ率を2%に、名目GDP成長率を3%にそれぞれ引き上げるというものだったが、日銀が「劇薬」を投與して何度も促しても、一つも目標は達成できなかった。また現(xiàn)在の狀況から考えて、これらの目標は今後數(shù)年かけても基本的に達成される可能性は低いとみられる。目標達成が遅々として進まない中、日本政府にはなお対応策があり、「見送り」や「先送り」によって不本意な局面をやり過ごそうとしている。たとえばインフレデータが思うようにならないため、日銀は2013年に黒田総裁の下で大規(guī)模な金融緩和政策を?qū)g施して以降、インフレ目標の達成時期をしばしば先送りしている。


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