米國メディアの7日の報道によると、ドナルド?トランプ次期米大統(tǒng)領(lǐng)は新政権の駐中國大使に、アイオワ州のテリー?ブランスタッド知事（70）を指名した。米國メディアは、「ブランスタッド氏は、中國の指導部メンバーと良い関係にある」と評価している。同日、中國外交部（外務(wù)省）の陸慷報道官は、定例記者會見で、「ブランスタッド氏は、中國人民の古い友人。ブランスタッド氏が二國間関係の発展に寄與することを望んでいる」と歓迎の意を示したほか、「駐中大使という職務(wù)は、米國と中國政府の連絡(luò)の架け橋。誰がこの職務(wù)に就くとしても、我々は、中米関係が継続的かつ安定して前へ向かって発展していくよう、喜んで共に努力する」と述べた。環(huán)球時報が報じた。

　ブランスタッド氏は、米國の州知事の通算在任期間としては最長の経験を持つ。米國の世論や學者は、「トランプ次期米大統(tǒng)領(lǐng)が重視したのは、ブランスタッド氏が中國の政界と商業(yè)界にパイプを持つ點」と見ている。

　復旦大學（上海）米國研究センターの呉心伯センター長は7日、取材に対して、「ブランスタッド氏は、中國に強い興味を持ち、喜んで中國とつきあうというのがイメージだ。また、感情の表現(xiàn)がうまく、アイオワ州と中國の貿(mào)易に関係のある活動にも自ら參加する。ブランスタッド氏を選んだというのは良い選択。トランプ次期米大統(tǒng)領(lǐng)の指名は、米國の対中関係をもっと良くするためであることは明らかだ」との見方を示した。（編集KN）

　「人民網(wǎng)日本語版」2016年12月9日