中國(guó)科學(xué)院南京地質(zhì)古生物研究所の王永棟研究員が率いる研究チームは、遼寧省西部の北票地區(qū)のジュラ紀(jì)地層から、1億6000萬(wàn)年前のイチョウの木の化石を発見(jiàn)し、「遼寧銀杏木」と命名した。揚(yáng)子晩報(bào)が伝えた。
イチョウにはどれほど長(zhǎng)い歴史があるのだろうか?王氏によると、古生物學(xué)者らは今から2億年ほど前のイチョウに似た葉を発見(jiàn)しているという。またイチョウ屬の葉と実は、今から1億7000萬(wàn)年前のものが見(jiàn)つかっている。イチョウの木の化石、つまり葉柄の化石は1億2000萬(wàn)年前のものが最も古く、しかも非常に珍しい。イチョウの木の化石は発見(jiàn)されている量が最も少ない。葉や実は數(shù)が多いが、木は1本だけだからだ。そのため木の化石は非常に珍しい。
しかし王氏らは今回の発見(jiàn)で、イチョウの木の化石が発見(jiàn)される歴史を塗り替えた。この化石は今から1億6000萬(wàn)年前のもので、歴史を4000萬(wàn)年も早めた。
王氏によると、現(xiàn)在のイチョウの葉は扇形で、溝が淺い。1億6000萬(wàn)年前の葉は手の形に似ており、葉が細(xì)長(zhǎng)く溝が深い。見(jiàn)た目は現(xiàn)在のものと異なるが、細(xì)かい構(gòu)造はほぼ一致している。観察と比較により、古いイチョウの木の細(xì)胞構(gòu)造は、現(xiàn)在のイチョウの葉柄の細(xì)胞とほぼ一致しており、葉の角質(zhì)層表皮構(gòu)造も一致しているということだ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年12月22日
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫(xiě)真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn