日本の安倍晉三首相は今月26、27両日に初めて真珠灣を訪問し、戦爭の犠牲者に哀悼の意を捧げると共に、近く退任するオバマ米大統(tǒng)領と最後の首脳會談を行う。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
■気まずい「和解」
だが、このような「歴史的意義のある」訪問に、安倍首相は真珠灣事件の勃発した當日である12月7日を故意に避け、クリスマスシーズンを選んだ。このような安倍首相の「工夫を凝らした目立たなさ」は、より多くの批判や抗議を避けたいからに違いないとの分析がある。
日程を見ると、安倍首相は26日に出発し、到著後まずオバマ大統(tǒng)領と首脳會談を行う。その後、27日に共に真珠灣で慰霊をするほか、奇襲で生き殘った退役軍人らの前で感想の言葉を述べる。安倍首相は第2次大戦で戦死した米兵を追悼する國立太平洋記念墓地で獻花する。岸田文雄外相、稲田朋美防衛(wèi)相も今回の訪問に同行する。
菅義偉內(nèi)閣官房長官は「(今回の訪問は)慰霊のためであって、謝罪のためではない」と指摘した。以前米國の一部の議員、韓國系民間団體、中國系民間団體、反戦組織の抗議を招いたが、安倍首相は今回の発言でも米議會での演説時と同様、過去の戦爭に対する「痛切な反省」と「深い悔悟」に言及してもおわびはしない。
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