中國の各大學では現(xiàn)在、2017年度卒業(yè)者の就職活動が本格化している。中國教育部（?。─?、同年度の卒業(yè)者數(shù)が795萬人に達すると予想している。経済參考報が報じた。

黒竜江省や北京、浙江省などを取材すると、膨大な求職者グループに対して、企業(yè)の求人が追い付かないという課題は解消されておらず、就職先に二線都市や中國中西部を選ぶ卒業(yè)者も増加している。

就職難で競爭が激化

大學生の數(shù)が依然として膨大であると同時に、構造のアンバランスが際立つようになっており、卒業(yè)者に合ったポストが依然として不足している。特に北京、上海、広州などの一線都市では、競爭が熾烈で、就職難となっているため、卒業(yè)者にとっては大きなストレスとなっている。

公式統(tǒng)計によると、01年から、中國の大學卒業(yè)者の數(shù)は右肩上がりとなっている。同年、中國全土の大學の卒業(yè)者數(shù)は115萬人で、16年にはその數(shù)が765萬人と、15年間で、650萬人も増加した。17年、その數(shù)は引き続き増加する見込みで、教育部の現(xiàn)時點での予想では795萬と、16年と比べて約30萬人増加するとしている。

中國石油大學で化學エンジニアリングを専門に學んだ大學院生?曹然さんは7月から、各大型合同企業(yè)説明會で50社以上に履歴書を送ったものの、內定は一つも取れなかったという。曹さんは、「専門に學んだことを役立てるポストが明らかに少なくなっている。多くの企業(yè)が新入社員の募集數(shù)を縮小させている。経済狀況の影響を受けたり、費用対効果の悪化が影響しているのだろう。中には、例年は新入社員を20-30人募集しているにもかかわらず、今年は1人も募集していない企業(yè)もある」と話した。