年金の管理が混亂しているのも爭(zhēng)えない事実だ。日本では2010年に日本年金機(jī)構(gòu)が設(shè)立され、それ以前に年金事務(wù)を擔(dān)當(dāng)していた社會(huì)保険庁に変わったが、年金をめぐる問(wèn)題が途絶えたことはない。13年に同機(jī)構(gòu)では3300萬(wàn)円の支給漏れが発覚し、15年にはサーバーが攻撃されて125萬(wàn)人の個(gè)人情報(bào)が漏洩した。15年に共済年金は厚生年金に統(tǒng)一されたが、業(yè)務(wù)手続きが統(tǒng)一されず、これが今回の支給漏れ事件を引き起こした根本的原因だ。統(tǒng)計(jì)によれば、今回の支給漏れの対象者の多くが共済年金を管理する部門のデータ報(bào)告漏れによるもので、それ以外の報(bào)告漏れのケースは機(jī)構(gòu)のシステムの不備または業(yè)務(wù)の処理上のミスによるものだった。

厚労省の説明では、支給漏れの主な原因は年金機(jī)構(gòu)と共済年金部門の間で情報(bào)をめぐる?yún)f(xié)力がうまくいかなかったためで、システムを直ちに改修して同じ問(wèn)題が二度と発生しないようにする。支給漏れの対象者にはすでに通知を出しており、11月中旬には不足分は全額支給できるという。

日本最大の野黨?民進(jìn)黨の山井和則國(guó)會(huì)対策委員長(zhǎng)代行は今回の問(wèn)題は徹底的に調(diào)査すべきだと主張し、「民進(jìn)黨は國(guó)會(huì)の場(chǎng)で関連部門の管理不十分の責(zé)任を追求する考えだ。そうしなければ年金制度に対する國(guó)民の信頼は回復(fù)しない。だが年金機(jī)構(gòu)の業(yè)務(wù)の失敗をひたすら追求するより、年金制度が複雑過(guò)ぎて、管理が追いついていない現(xiàn)狀を変えることの方が大切だ」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年9月22日