國(guó)慶節(jié)(建國(guó)記念日、10月1日)連休が終わったばかりの今、「小學(xué)生が蘇軾について知る」という文章が、微信(WeChat)のモーメンツで話題となっている。文章では、北京の清華大學(xué)付屬小學(xué)校6年4組のクラスメートによる、蘇軾の詩(shī)詞に関するいくつかの課題報(bào)告が掲載された。課題には、「蘇軾の作品中、最も頻出度が高いワードは?」や「蘇軾の作品に登場(chǎng)する観光地のうち、最もブランド価値が高い場(chǎng)所は?」といった課題のほか、「蘇軾には詩(shī)を作る以外にどんな才能があった?」、「もしも蘇軾のモーメンツを作ったら、一體どんな感じ?」などの個(gè)性的な課題もあり、ユーザーの熱い議論を巻き起こした。人民網(wǎng)が伝えた。
小學(xué)生の調(diào)査研究結(jié)果について、「これらの報(bào)告は、もしかしたら保護(hù)者が行ったものかもしれない」というネットユーザーの意見もあった。このような意見に対し、學(xué)校側(cè)は、「保護(hù)者は、技術(shù)的な細(xì)かい部分においてサポートしてあげただけ。內(nèi)容のほとんどは、教員の指導(dǎo)のもと、生徒たち自らが完成させた。生徒たちは、それまでに、課題研究への取り組みについて、豊かな経験を蓄積していた」としている。
〇ビッグデータを利用した小學(xué)生の蘇軾研究、ネット上で話題に
報(bào)告の中で、小學(xué)生はコンピュータ?プログラムを通じて、蘇軾の詩(shī)詞3458首に対する分析?研究を進(jìn)めた。その結(jié)果、「子由」こと蘇軾の弟?蘇轍が、蘇軾の詩(shī)詞で頻出度が最も高かった言葉だったことが判明した?!柑K軾詩(shī)詞全集」には弟の名前が229回登場(chǎng)しており、蘇軾と蘇轍との間の絆の深さが十分にうかがわれるという。
このほか、「帰來(帰って來る)」という言葉が計(jì)157回、「帰去(帰っていく)」が計(jì)92回、それぞれ登場(chǎng)した。彼らは、このことから、「このような言葉が頻繁に登場(chǎng)するのは、いつも各地を旅していたからだろうか」という考えをすぐさま思いついた。しかしこれらの詩(shī)詞が作られた年代についてさらに踏み込んで分析し、蘇軾が左遷させられた経緯も踏まえ、「蘇軾は一生涯で3度にわたり罪を著せられたが、その罪の償いが終わるたびに、彼の詩(shī)に『帰來』という言葉が登場(chǎng)する回?cái)?shù)がやや増えた」ことを突き止めた。
また、ある生徒は、「人傑地霊(優(yōu)れた人物の生地やゆかりの地が名勝地となること)-蘇軾の観光ブランド価値分析」と題する報(bào)告文を公開した。この文章では、蘇軾は生涯にわたりさまざまな場(chǎng)所を巡り歩き、詩(shī)詞をつくる中で、美しい風(fēng)景に対する賛美の気持ちを包み隠さず表現(xiàn)し、関連する多くの名勝地の「文化的シンボル」となっていることが指摘された。それでは、蘇軾の詩(shī)詞に登場(chǎng)したこれらの観光地のブランド価値は、一體どれほどのものなのだろう?
統(tǒng)計(jì)データによると、合計(jì)27ヶ所の國(guó)家5A級(jí)観光地區(qū)が蘇軾の詩(shī)詞に登場(chǎng)している。報(bào)告によると、観光地の受け入れ者數(shù)と観光地の価値との間に相関関係があるとすれば、観光地の価値を大まかに算出することが可能だという。蘇軾の詩(shī)詞にこれらの名所が登場(chǎng)した回?cái)?shù)にもとづき、観光地の無形資産に対する貢獻(xiàn)度を算出した結(jié)果、蘇軾が「PR」した5A級(jí)観光地區(qū)のブランド価値は、最終的に、26億7500萬元(1元は約17.1円)から128億7千萬元の間であると結(jié)論づけられた。
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