7.4萬ヘクタールの人口防災林がある河北塞罕■（■は土へんに覇）林場には、緑のカーテンができ、風や砂ぼこりを遮り、水源の水質(zhì)を向上させているだけでなく、中國國內(nèi)外から毎年50萬人の観光客が訪れ、入場料による?yún)毪?000萬元（約6億8000萬円）以上に達している。塞罕■林場は中國が推進する生態(tài)文明建設(shè)のモデルケースとなっている（撮影?裴広江）。

環(huán)境保護の監(jiān)督強化は経済成長に影響を及ぼすのだろうか？中國環(huán)境保護部（?。─线B日発表している統(tǒng)計によると、監(jiān)督を受けている複數(shù)の都市の経済指標は大幅に下降するどころか、逆に上昇傾向にある。人民日報が伝えた。

環(huán)境保護部は今年4月7日から1年かけて、北京?天津?河北省、およびその周辺の計28都市に対して、大気汚染防止?改善を強化し、環(huán)境を改善するために、計25回の史上最大規(guī)模の監(jiān)督を?qū)g施している。わずか3ヶ月で、同部は約8000の環(huán)境問題を処理し、問題が存在する企業(yè)約2萬社を発見した。

環(huán)境保護強化により、関連企業(yè)のモデル転換?高度化が促進されている。山東省済南市を例にすると、今年7月初め、年間1200萬トンの鋼鉄を生産する能力を有する「済南鋼鉄集団」は生産を完全に停止し、都市サービス業(yè)、現(xiàn)代物流業(yè)へと移行した。また、済南市東部にある工業(yè)地帯の企業(yè)54社が移転し、ボイラー323基が廃棄された。

上半期、済南市の國內(nèi)総生産（GDP）は3417億4000萬元（1元は約17.0円）で、経済成長は前年同期比で8.3％ペースアップした。1-8月期、同市の固定資産投資は前年同期比15.2％増、財政収入は同比12.4％増と、山東省でトップだった。同市の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)（年売上高2000萬元以上の企業(yè)）の利益総額は同比10.1％増だった。工業(yè)は、従來のエネルギーから新エネルギーへとスムーズにシフトしている。

中國國家統(tǒng)計局の統(tǒng)計によると、今年上半期、北京のGDPは前年同期比6.8％増、天津は6.9％増だった。経済構(gòu)造の最適化が進み、発展のクオリティも向上を続けている。河南省鄭州市や新密市などの経済指標も上昇傾向にある。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年10月17日