多くの旅行系企業(yè)にとって、今年は「ビッグデータ」がキーワードとなった。今年、旅行サイトの途牛や攜程などが続々とビッグデータを活用するようになっている。 北京商報が報じた。
業(yè)界の競爭が熾烈になってきており、消費者を呼び込むために、各企業(yè)はブランドマーケティング、サービス、販売促進に多額の資金を投じなければならない。しかし、ユーザーがいろんなサイトに分散し、旅行サイトのユーザーを獲得するためのコストは膨らむばかりとなっており、多くのユーザーを獲得して利益を上げるために、各サイトは四苦八苦しながら対策を講じている。
同程旅游と中國交通報が共同で発表した「2018年春運(春節(jié)<舊正月>期間の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制)ビッグデータ報告」によると、春節(jié)(2018年は2月16日)前の30日間に切符購入が殺到している。2017年の春運には延べ29億8000萬人が移動し、18年はその數(shù)が延べ30億人を突破すると予想されている。これほど多くの人が移動するため、同程旅游は18年の春運には、多くの消費者が少なくとも1回は乗り換えをしなければならないと予想している。同社が最近打ち出した「スマート春運」はデータを分析し誕生した商品で、ビッグデータ活用の重要な一歩でもある。旅行サイト「Mafengwo旅行網」は、個人旅行をめぐる45種類のテーマのデータ報告を発表しており、その內容は、消費行為、グループ別の好み、旅行評価、旅行業(yè)界の細分などを含んでおり、消費の刺激につなげている。その他、攜程や途牛なども旅行ビッグデータを発表し、スマート旅行実現(xiàn)のためのプランを打ち出している。
中國社會科學院旅游研究センターの特約研究員?楊彥鋒氏は、「現(xiàn)在、旅行ビッグデータには、非常に大きな商用価値があり、ビッグデータを活用すれば、企業(yè)の競爭力を向上させることができる。また、ビッグデータの運用は提攜?開発に使用できるほか、商品として販売することもできる」と指摘した。
各旅行サイトがビッグデータの開発へ力を注いでいることは、データを使ったマーケティングを行っているとして見ることもできる。旅行サイトの競爭は現(xiàn)在、非常に熾烈で、ユーザーを獲得して利益を出すためのコストも膨らむばかりだ。そのため、新たな手段を講じてユーザーを呼び込む必要が高まっている。業(yè)界関係者は、「旅行サイトのデータ化応用は急速に進んでいることが分かる。旅行データは普及が進んでいるが、旅行サイトには、データ過剰、消費者の普及度不足などの課題も殘っており、今後は、本當の意味で発言権と集客力を持つサイトがビッグデータを活用して利益を出すだろう」と分析している。 (編集KN)
「人民網日本語版」2017年12月20日
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