スペインの首都マドリードに本部を置く國(guó)連世界観光機(jī)関（UNWTO）がこのほど発表した報(bào)告によると、2017年、國(guó)際観光市場(chǎng)への寄與率が最大だったのは、中國(guó)人観光客だった。新華社が報(bào)じた。

報(bào)告によると、2017年、世界の観光旅行市場(chǎng)は力強(qiáng)い発展すう勢(shì)を示した。これは、世界経済がある程度回復(fù)し、観光客のニーズが大きく伸びていることを意味している。中國(guó)観光客による2017年の海外旅行消費(fèi)額は2580億ドル（1ドルは約109.3円）に上り、海外観光旅行消費(fèi)貢獻(xiàn)國(guó)の「王座」に就いた。続く第2位はアメリカ（1350億ドル）、第3位から第5位は順に、ドイツ、英國(guó)、フランスだった。

ブラジル、ロシア、インドを含むBRICsにおける海外旅行業(yè)も急速に成長(zhǎng)した。このうち、ブラジル人観光客の2017年海外消費(fèi)額は前年比20％増加した。

UNWTOのスラブ?ポロリカシュヴィリ事務(wù)局長(zhǎng)は、「新興市場(chǎng)諸國(guó)は、世界観光業(yè)発展の鍵を握る重要な役割を果たしている。新興市場(chǎng)國(guó)の観光客は、多くの観光目的地の経済成長(zhǎng)を後押しするだけではなく、市場(chǎng)の多様化促進(jìn)にも利益をもたらしている」とコメントした。

UNWTOの統(tǒng)計(jì)データによると、現(xiàn)在、観光業(yè)と直接的、または間接的に世界の10分の1の就職ポストを創(chuàng)出しており、世界経済の発展促進(jìn)に対する重要な役割を果たしている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年4月26日