國家版権局ネットワーク著作権産業(yè)研究基地がこのほど北京で発表した「中國ネットワーク著作権産業(yè)報告（2018年）」によると、2017年の中國のネット著作権産業(yè)の市場規(guī)模は6365億元（1元は約17.3円）に達(dá)し、前年比27.2％増加した。このうちショート動畫の市場規(guī)模は20年に350億元に達(dá)することが予想される。「光明日報」が伝えた。

この報告は世界知的所有権機(jī)関（WIPO）による著作権産業(yè)の定義に基づき、ネットワークの中核的著作権産業(yè)とは、著作権の保護(hù)をよりどころにし、ネットワークの技術(shù)と応用に依拠して、コンテンツ商品の創(chuàng)造、生産?製造、パフォーマンス、伝送?展示、発行?販売を完全に手がける産業(yè)であると定義する。

同報告によると、従來の文化産業(yè)はインターネットを積極的に取り込み、デジタル化?モデル転換を加速しつつある。ユーザーにはオンラインでの閲覧の習(xí)慣がすでに根付き、エレクトロニック?スポーツ（eスポーツ）では質(zhì)の高いさまざまなコンテストが開催され、モバイルカラオケモデルがオフラインに広がり、従來型カラオケの活力がかき立てられている。現(xiàn)在、中國のネット著作権産業(yè)は引き続き急速成長の勢いを保ち、ネット著作権産業(yè)のユーザーが支払った利用料は3184億元に達(dá)し、全體の50％を超えた。

同報告は、ネットワーク中継へのおひねり機(jī)能といえるチップモデルが昨年、突如としてわき起こる勢いよく発展したと指摘。17年の中國ネット中継のユーザー規(guī)模は4億2200萬人で、16年に比べて7778萬人増加し、ネットユーザー浸透率は54.3％に達(dá)した。産業(yè)の市場規(guī)模も400億元に迫り、ゲームに次いでユーザーが利用料を支払う産業(yè)になっているという。

ショート動畫産業(yè)も17年に急速な伸びを示し、ユーザー規(guī)模は4億1千萬人を突破して同115％増加し、20年には市場規(guī)模が350億元を超える見込みだ。注目されるのは、中継?ショート動畫産業(yè)はいずれも14年以後に誕生して急速に普及したということで、ここからモバイルネットワークとデジタルコンテンツ産業(yè)の融合後の極めて大きな爆発的パワーがうかがえる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月26日