日本女子卓球選手の福原愛さんが21日夜、自身のブログで「選手としての立場を、ここで一區(qū)切りつけることを決意しました」と記し、競技からの引退を表明した。中國新聞網(wǎng)が報じた。
福原さんが特に何かの記念日でもない平日に引退を表明し、セカンドライフを始めるというのは、決して意外なことではない。なぜなら、2016年のリオデジャネイロ五輪以降、福原さんは國際的な試合には全く參加していないからだ。
引退を決意したことについて、福原さんは、「リオオリンピックから二年が経ち、結(jié)婚や出産を経験し、日々育児に勵みつつも、競技のことが頭から離れることはありませんでした」としながらも、「私も今までとは違う立場で卓球と向き合うようになり、色々と考えることも多くなりましたが、最近ようやく自分の中で答えが見つかりました」と、ずっと悩んだ末、出した答えであることを綴っている。
外國人選手としての福原さんが、中國で最もレベルの高い中國スーパーリーグで一席を占めたことは容易ではない。約20年のプロ卓球選手としてのキャリアにピリオドを打った福原さんは、中國にもしっかりとその足跡を殘した。
福原さんは3歳の時から卓球を始め、5歳の時に中國で初めて練習(xí)をし、宮城県代表として日本の全國大會に出場し、6歳の時に全日本選手権バンビの部(小2以下)において、優(yōu)勝した。その後、10歳でプロ宣言し、日本代表として國際試合に參加するようになった。
04年のアテネ五輪には、史上最年少で參加し、それ以降は、日本の女子卓球を牽引する絶対的な主力として活躍し、ロンドン五輪の女性団體では、日本卓球史上初となる銀メダルを獲得し、リオデジャネイロ五輪の女子団體では銅メダルを獲得し、16年世界選手権の女子団體では銀メダルを獲得した。
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