つまり、學(xué)生は日本語を習(xí)得しても多くが日系企業(yè)に就職できるわけではない上、日系企業(yè)の賃金水準(zhǔn)は相対的に低下し、通訳や翻訳はAIの登場で先行き不透明なので、日本語をマスターすることだけに力を注ぐのはリスクが高い。日本語専攻を選んだにせよ、選ばざるを得なかったにせよ、急速に変化する時(shí)代に合わせて自らを変化せねば、卒業(yè)後すぐに困難に直面することになるので、大學(xué)時(shí)代に學(xué)ぶ內(nèi)容も、日本語に+αせねばならない。近年、ダブルディグリーで、學(xué)部在學(xué)中に會計(jì)や法學(xué)等の日本語以外の専門學(xué)位を取得したり、日本語學(xué)科を卒業(yè)して、歐米の大學(xué)院に進(jìn)學(xué)したりする學(xué)生が増加しているのもそのためだろう。英語、IT能力はもとより、更に、將來の展望に合わせて各自が選び學(xué)ぶ必要もある。今の學(xué)生を批判するどころか、「本當(dāng)に大変だなぁ」と、現(xiàn)在の學(xué)生たちに頭が下がる。
そんな中、現(xiàn)在、教員も把握しきれない程數(shù)多くの各種日本語関係の大會が中國全土?各地區(qū)で開催されており、大會の権威は低下してきている。都市部では一般家庭も豊かになってきており、何も、日本語スピーチ大會などに出て入賞しなくても、電子辭書も買えるし、日本にも自由に旅行に行ける。留學(xué)するにしても、交換留學(xué)?學(xué)費(fèi)免除で二流三流の大學(xué)に行くくらいなら、一流大學(xué)へ自費(fèi)で留學(xué)するという時(shí)代になってきている。こういった背景の下、日本語のスピーチ?作文等の大會參加には、意義や価値を見出せなくなってきているのであろう。
社會や學(xué)生がこのように大きく変化してきているが、各種の日本語大會は相も変わらない。お題も過去數(shù)十年「日中友好の未來」的なものを繰り返している。そろそろ大會のあり方を見直す時(shí)期に來ているのかもしれない。いっそお題も「新時(shí)代における日本語スピーチ大會の在り方」とか「日本語専攻の未來」「日本語學(xué)科はどのように生き殘るか」等として、若い學(xué)生のアイデアに虛心に耳を傾けるというのはどうであろうか。(文?北京第二外國語大學(xué)副教授 津田量)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月27日
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