秋山さんは、「今のデジタルカメラはあまり好きではない。デジタルカメラで寫真を撮るのは簡単すぎて、撮った後すぐに結(jié)果を見ることができる。もし、気に入らなかったら、撮り直すこともできる。それは、僕にとっては絶対許せないことだ」と話す。
秋山さんの自宅に今もきちんと保管されている中國での撮影に使ったカメラ(撮影?杜瀟逸)。
そして、「武士道では、勝ち負(fù)けに向き合わなければならず、やり直しはできない。僕たち寫真家にも、やり直しはきかず、チャンスは1回だけだ。光の加減をしっかりと調(diào)整し、周りの狀況を把握して、被寫體の1度限りの表情を撮影しなければならない」とする。
4月26日、東京の自宅で、寫真の説明をする秋山亮二さん(寫真中央)と娘の秋山都さん(寫真右、撮影?杜瀟逸)
「中國の子供達(dá)」には、中國の子供が「中日の子供の友誼に萬歳」と書かれた橫斷幕を持った寫真が収録されている。それは、1982年の春に、8歳の子供2人が、「中日友好」をPRするために自ら毛筆で書いた文字だという。
4月26日、東京の自宅で取材に応じた秋山亮二さん(撮影?杜瀟逸)。
秋山さんが最後に中國に行ったのはもう36年も前のことで、テレビを通して今の中國を見るたびに、中國の発展の速さに驚いているという。