夏に入り、このところ猛暑が続いている。北京世界園蕓博覧會(世園會)事務局によると、現(xiàn)在北京世園會ではすでに「夏休み納涼」モードに入っており、豊富な夜間のショーやイベントが催され、「ナイト観光」が多くの観光客に人気となりつつあるという。新華社が伝えた。
このところ晝間は暑さが厳しく、參観人數(shù)も多いため、多くの観光客は午後になってから世園會會場に入り、夜に會場內の夜景やライトアップ、ショーを楽しむようになっている。観光客のナイト観光體験をより豊富にするために、「世園會納涼音楽美食フェスティバル」がこのほど世園會會場で開幕した。會期は8月末までとなる。さらに會場內の「園蕓小鎮(zhèn)」では、國內外からやって來た有名なバンドやミュージシャン、ダンサーらによる素晴らしいパフォーマンスを心ゆくまで楽しむことができ、さらに特色あるグルメを味わい、ドイツビールを思う存分飲むこともできる。
會場內の媯汭劇場も多くの観光客がナイト観光で必ず訪れるスポットの一つになってる。毎週末の夜、ここでは「素晴らしい郷里」というタイトルの同劇場獨自の演目が上演され、美しい山水や田園を光で表現(xiàn)するショーを鑑賞することができる。北京世園會事務局大型イベント部の関連責任者によると、同演目は世園會開幕式のパフォーマンス內容を最大限に再現(xiàn)したもので、一部の演目を再演しているほか、噴水もショーに取り入れており、世界的で獨創(chuàng)性にあふれ、人文的な魅力もある優(yōu)れた力作となっているという。
このほか世園會が作り上げた「光が織りなす幻想の森林」はAR(拡張現(xiàn)実)、人工知能(AI)、バーチャルリアリティ(VR)、ヒューマン?コンピュータ?インタラクションなど多くの技術と、「山海経」のなかの文化的要素を組み合わせ、観光客を想象に満ちた幻想的な光の旅へと誘っている。人々はこのショーで「神獣」や「ジャングル」、「閃光と雷鳴」といった壯観な光景を目にし、獨自の視聴覚體験を楽しむことができる。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年7月25日