「1人対複數(shù)」の5G遠(yuǎn)隔手術(shù)が27日、北京市?天津市?河北省?新疆ウイグル自治區(qū)で行われた。中國(guó)電信(チャイナ?テレコム)の5Gネットワーク、華為(ファーウェイ)の通信技術(shù)のサポートを受け、北京積水潭病院は遠(yuǎn)隔システム制御プラットフォームを通して、天津市第一中心病院、カラマイ市中心病院、張家口市第二病院と連結(jié)した。北京積水潭病院の田偉院長(zhǎng)が3エリアの手術(shù)ロボットを使い、手術(shù)プランを計(jì)畫(huà)し遠(yuǎn)隔操作を行った。
北京積水潭病院ロボット遠(yuǎn)隔手術(shù)センターの壁には2枚の大型ディスプレイがある。右側(cè)のディスプレイの四分割された畫(huà)面は、4エリアのシーンをリアルタイムで表示していた。田氏がある病院と遠(yuǎn)隔交流すると、左側(cè)のディスプレイが病院の手術(shù)臺(tái)のシーンに切り替わる。各地間の映像?音聲の伝送が非常に滑らかで、2エリアの醫(yī)師はほぼリアルタイムで交流できた。
田氏のデスクには他にも小さめのディスプレイがあり、手術(shù)中にスキャンされた3次元畫(huà)像が表示される。「我々はまずこれらの畫(huà)像を使い手術(shù)計(jì)畫(huà)を立てる。例えばボルトの方向、位置、サイズ、太さなどだ。次にロボットに我々の設(shè)計(jì)に基づき3次元空間の測(cè)位を行わせ、ボルトを打ち込む位置に移動(dòng)させる。それから現(xiàn)地の醫(yī)師が測(cè)位に基づきボルトを打つ」。デスクのトランスジューサーを使うことで、田氏は瞬時(shí)にして各病院のロボットの畫(huà)像をつかみ取ることができる。ロボットの手術(shù)ガイドを利用することで、手術(shù)中にボルトの長(zhǎng)さや打ち込む位置を正確に設(shè)計(jì)でき、手術(shù)の失敗を回避できるという。
田氏は「過(guò)去の遠(yuǎn)隔手術(shù)の制御における最大の問(wèn)題は、時(shí)間差だった。數(shù)千里離れて天璣整形外科ロボットを使っても、5G技術(shù)があれば現(xiàn)場(chǎng)の操作とほぼ変わらない。時(shí)間差はほぼ感じられず、北京で手術(shù)しているようだ」と話(huà)した。
北京積水潭病院は今年6月27日、嘉興市第二病院、煙臺(tái)市煙臺(tái)山病院と連結(jié)し、世界初の整形外科手術(shù)ロボットマルチセンター5G遠(yuǎn)隔手術(shù)を行った。中國(guó)電信は主にインフラ?ネットワーク整備及び運(yùn)営サポートを行った。當(dāng)時(shí)のエンドツーエンドの時(shí)間差は約20ミリ秒。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年8月30日