まず、生活必需品がますます少なくなり、それぞれの個(gè)性に基づく製品がますます増えていることだ。1964年に清華大學(xué)に入學(xué)した王健華さんは、「キャンパスで網(wǎng)バッグを持っている人をたくさん見かけた。中には洗面器やタオルが入っていたのを覚えている」という。
しかし、2019年の大學(xué)生のスーツケースの中にはぬいぐるみや畫材、ハンモック、ドローン、プロジェクター、スキンケア製品など、さまざまなものが入っているかもしれない。
そしてそのスーツケースはますます小さくなり、中に入れられているものはますます高価になっている。1985年、楊萍さんは故郷から大學(xué)まで汽車で移動(dòng)した。內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)から北京へ行き、それから西安へ向かい、36時(shí)間の長(zhǎng)旅だった。スーツケースだけで15-20キログラムもある大荷物で、しかもそれには預(yù)け入れ荷物の布団は含まれていなかった。
一方の2019年の新入生は、「手ぶらでやって來(lái)て」、「學(xué)校が始まったら荷物が屆く」のが入學(xué)シーズンのよくあるスタイルだ。そろえなければならないのは、攜帯電話、パソコン、タブレットPCの「舊三種の神器」と、電子書籍、マッサージグッズ、セグウェイの「新三種の神器」で、1萬(wàn)元(1元は約14.8円)近くの出費(fèi)も珍しくない。
▽スーツケースの中身からわかる経済の飛躍と社會(huì)の変遷
大學(xué)生のスーツケースの中身を見ると、経済の飛躍や社會(huì)のモデル転換などさまざまな変化が浮かび上がる。