「ベルリン患者」(全世界で唯一完治したHIV患者)に似た例が、北京でも確認された?;颊撙稀弗佶毳辚蠡颊摺工韧窰IVに伴う白血病にかかり、治療プランも同じく造血幹細胞移植だった。異なるのは前者が遺伝子編集によりCCR5遺伝子突然変異の造血幹細胞を取得したのと比べ、後者には元から突然変異があったことだ??萍既請螭瑏护à?。
「New England Journal of Medicine」(電子版)は12日、中國人學(xué)者によるこの「遺伝子編集技術(shù)の長所により、ベルリン患者の短所を補う模索」を発表した。北京大學(xué)生命科學(xué)學(xué)院の鄧宏魁教授、解放軍総病院第五醫(yī)學(xué)センターの陳虎教授、首都醫(yī)科大學(xué)付屬佑安病院の呉昊教授らのチームが協(xié)力し、遺伝子編集を使い人體の造血幹細胞のCCR5の遺伝子を不活性化させるとともに、編集後の幹細胞をHIV感染に伴う急性白血病患者の體內(nèi)に移植し効果を発揮させた。これは世界初のケースだ。
遺伝子編集された造血幹細胞は患者の體內(nèi)で生き殘ることができ、「少數(shù)の外來者」から「圧倒的多數(shù)の原住民」に繁殖することがHIVを治療するカギとなる。
鄧氏は取材に対し「この研究成果は一歩目で、遺伝子編集後の造血幹細胞が人體內(nèi)で安全であり、生き殘ることができ、さらには逆境のなか繁殖する可能性があることを証明した。研究チームは今後引き続き遺伝子編集の効率を高め、治療プランを調(diào)整し、完治の目標を達成する」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月16日