よく見られる精神疾患としてのうつは、人々の仕事や生活に大きな影響を及ぼす。そして、うつに悩む人もますます増えている。うつは緩やかに軽度(友人と遊びに出かけるのではなく家でテレビを見るなど)から重度(飲食と睡眠がままならなくなり、自殺しようとまで考えるなど)へと発展する。一部の人は數(shù)日から數(shù)週間內(nèi)にテンションが激しく浮き沈みする。自分もしくは家族に次の6つの傾向が見られれば、これは単純な気持の問題ではなく深刻なうつの可能性がある。生命時報が伝えた。
1.寢付きが悪い。米オハイオ州立大學(xué)ウェクスナーメディカルセンターの心理學(xué)者のサラ?オトマン氏は「行動が緩やかになることにより欲望が減退するほか、うつの患者は夜ベッドに橫になってもなかなか眠れない。その一方で一部の患者は目覚めが悪く、日中なのにベッドから起きようとしないこともある」と指摘した。
2.趣味への興味を失う。精神病學(xué)者は「釣りが好きな人が急に釣り竿を手放すようになれば、これは危険信號だ」と述べた。
3.異様な興奮。自殺という極端な行為を決意するうつの患者は、元気がなくだるかった狀態(tài)から急にエネルギッシュになる。上述した精神病學(xué)者は「これは決意してから解放感が生まれるからだ。そのため患者に急激な変化が生じれば、これを必ず重視しなければならない」と警鐘を鳴らした。
4.食べる量が変化。一部の人はストレスや不安を感じると暴飲暴食するが、重度のうつの場合はその正反対になる。ワシントンDCの內(nèi)科醫(yī)であるジョン?ホワイト博士は「うつの患者は健康を気にかけなくなり、それで食事を拒否するようになる場合がある」と述べた。
5.過度に敏感になる。専門家は「一部の患者は気がふさぐのではなく、怒りっぽくなり、苛立ちやすくなる」と話した。
6.悲観的になる。上述した精神病學(xué)者は「重度のうつ患者の頭の中には死や暗い內(nèi)容が満ちており、自分が死んだ後にどうなっているか、さらには結(jié)果を顧みず危険なことをしようと考えることもある」と指摘した。
上述したような癥狀があれば、積極的に専門的な支援を求めるべきだ。さらに重要なことは、友人や家族がうつの患者に友好的で、大らかに接することだ。批判や非難により患者の気がふさぎ、意志の力が弱まる可能性がある。頑張るよう刺激すれば、患者がさらに悪いことを考えるようになる。正しいやり方として、評価を伴わない態(tài)度で患者と話をし、専門的な支援を求めるよう促し、彼らを十分に支援することが正しいやり方だ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年10月15日