胡潤研究院は21日、「2019年胡潤グローバルユニコーン企業(yè)(以下、ユニコーン企業(yè))ランキング」を初めて発表した。それによると、世界にはユニコーン企業(yè)が494社あり、うち中國企業(yè)は206社で米國企業(yè)の203社を初めて上回った。またベスト3はすべて中國企業(yè)が占め、アント?フィナンシャルが時価総額1兆元(1元は約15.4円)でトップに立ち、字節(jié)跳動が2位、滴滴出行が3位だった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
ユニコーン企業(yè)の業(yè)界分布は?
ランキングをみると、ユニコーン企業(yè)のうちECとフィンテックの企業(yè)が31%を占め、次はクラウドコンピューティングと人工知能(AI)だった。ユニコーン企業(yè)は25業(yè)界に分布し、上位5業(yè)界はEC、フィンテック、クラウドコンピューティング、AI、物流で全體の約半數(shù)を占めた。
EC業(yè)界のユニコーン企業(yè)は68社あり、中國企業(yè)が最多の34社、以下、米國企業(yè)の17社、ドイツ企業(yè)の5社が続いた。フィンテック業(yè)界のユニコーン企業(yè)は56社あり、中國が最多の22社、続いて米國が21社、英國が6社だった。クラウドコンピューティング業(yè)界は44社で、米國が32社と圧倒的多數(shù)を占め、中國の5社とイスラエルの4社が続いた。
世界で最も成功したユニコーン投資機関は?
ランキングをみると、米ベンチャーキャピタルのセコイア?キャピタル(セコイア?チャイナ、米國本社、セコイア?インド、東南アジア支社を含む)が世界で最も成功したユニコーン企業(yè)への投資機関で、世界で知られているユニコーン企業(yè)のうち、5分の1がセコイアの投資を受けている。このほかの投資機関には、ソフトバンク、騰訊(テンセント)、タイガーファンド、IDC、ゴールドマンサックス、阿里巴巴(アリババ)などがある。
言及すべきなのは、テンセントやアリババといった中國の大手テクノロジー企業(yè)はユニコーン企業(yè)への投資機関であると同時に、世界最大のスタートアップ企業(yè)への投資機関でもあるという點だ。それに比べて、アマゾンやグーグルといった米國の大手テクノロジー企業(yè)は、投資機関100社にほとんど入っていない。