中國サービス貿易の「実質の価値」が上昇を続けている。商務部(?。─?日に発表した最新のデータでは、今年1-10月の知識集約型サービス貿易の輸出入額が1兆5135億6千萬元(1元は約15.4円)に上り、前年同期比10.7%増加し、サービス輸出入額全體に占める割合が34.1%に上昇した。中國新聞社が伝えた。
知識集約型サービス貿易のうち、輸出は7959億8千萬元で同13.0%増加し、輸入は7175億8千萬元で同8.2%増加した。分野別にみると、個人向け文化?娯楽サービス輸出入額の増加率が最高で27.6%に達し、次は電気通信?コンピューターと情報サービスの19.1%増加、その次は金融サービスの14.8%増加だった。
同部のデータによれば、1-10月のサービス貿易輸出入額は4兆4392億7千萬元で同2.6%増加し、うち輸出は1兆5772億3千萬元で同9.0%増加、輸入は2兆8620億4千萬元で同0.7%減少。サービス貿易の輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆2848億1千萬元の赤字で、赤字額は前年同期より1494億9千萬元(10.4ポイント)減少した。
ここ數(shù)年、個人所得の増加にともない、サービス消費の占める割合が緩やかに上昇している。公式の統(tǒng)計によれば、2018年には中國都市部の個人向けサービス消費の割合が44.2%に達した。これが追い風となり、サービス貿易も好転を続けた。18年のサービス輸出入の規(guī)模は過去最高を更新し、世界2位を引き続きキープし、増加率も世界の主要エコノミーを上回った。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月6日