第三者決済サービスの支付寶(アリペイ)はこのほど、同プラットフォームで誕生した「QRコード営業(yè)マン」や「オンラインゴミ回収スタッフ」、「クラウドカスタマーサービス」など、約40種類の新職業(yè)を発表した。新華社が報(bào)じた。
中國(guó)では現(xiàn)在、多くの人にとってQRコードをスキャンして決済を済ませるというのがごく普通のことだ。その背後では、三線以下の都市で活躍し、QRコードを使った決済を事業(yè)者に勧める「QRコード営業(yè)マン」の存在がある。河北省の陳世龍さん(35)もその一人で、1年で河北省承徳市事業(yè)者約1000人が「QRコード決済」を?qū)毪工毳单荸`トした。「QRコードという種をまいて、収穫を待っているような気分だ」と陳さん。
ゴミの分別が中國(guó)全土でも推進(jìn)されているのを背景に、どのように正しくかつ適切な時(shí)間にゴミを捨てるかが多くの人の関心事になっている。支付寶などのプラットフォームでは、「ゴミ分別回収」というサービスがあり、住所と時(shí)間を入力すると、オンライン回収スタッフが家までゴミを取りに來てくれる。李明哲さんも回収スタッフの一人だ。
毎日午前9時(shí)から11時(shí)まで、李さんは同僚と共に、上海市寶山區(qū)にある各団地の住民の家を訪問してゴミを回収している。回收するのは古紙やプラスチックなどのリサイクルできるゴミ、さらに家電などの粗大ゴミだ。家電などは回収してもらうと、スタッフから一定の代金をもらえる。一方、価値の低い回收品の場(chǎng)合、重さに応じて実物やクーポン券などに交換できる。
支付寶が発表した新職業(yè)のうち、3分の2以上が副業(yè)で、3分の1はオンライン上でできる仕事だ。その他、新職業(yè)従事者の約半分が三、四、五線の市?県で生活している。新職業(yè)に従事しているのは若者だけではない。例えば、植林活動(dòng)「アント?フォレスト」のユーザーのために、內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)や甘粛省などにある砂漠で植樹した延べ18萬人の植樹スタッフ、森林保護(hù)スタッフ全てが現(xiàn)地の牧畜民と農(nóng)民で、その半分以上が40歳以上だ。
上海社會(huì)科學(xué)院の研究員?何建華氏は、「モバイルインターネットやモバイル決済が全面的に浸透するにつれて、社會(huì)全體が一層効果的に協(xié)同するようになっており、新たな雇用が生まれやすい環(huán)境になり、就職市場(chǎng)がよりバラエティに富むようになっている」と分析する。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月9日