このところ注文しても屆かない商品といえばマスクだが、まさかインスタント麺のタニシ麺まで屆かなくなるとは誰も想像しなかっただろう。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
最近、「タニシ麺を注文したけれど屆かない」という話題がネット検索ランキングの上位に入っている。畫面に表示されたその文字の行間にあふれているのは、グルメ達(dá)のおいしいものへの渇望感だ。
家にこもって1ヶ月。外に出て食事をするのもままならず、フードデリバリーや買い物もこれまでのように便利ではなくなった。この特殊な狀況の中でインスタント食品に俄然人気が集まり、販売量は急増し、インターネットで売り切れて予約待ちをしなければ買えない事態(tài)も起きている。
インスタント食品が人気に タニシ麺は40日待ち
「タニシ麺の寫真を1回アップしただけで、たくさんの人にうらやましがられた」。胡朶さんがSNSにタニシ麺を食べているところをアップすると、すぐに大勢の友人たちからメッセージが寄せられた。友人の1人は、「自分が注文したタニシ麺は40日後でないと屆かない。40日あれば自分でもタニシを育てられちゃうよ」と書いてきた。
グルメ達(dá)の待ちきれない気持ちはデリバリーのデータに直接反映されている。オンラインフードデリバリープラットフォーム「Eleme」が今月25日に発表したデータでは、ここ1週間のタニシ麺のデリバリー受注量は先週から58%急増。その注文の多くはオフィスビルからのものだった。増加率上位5都市は南京、桂林、廈門(アモイ)、長沙、北京となっている。
オフラインのレストランが完全には営業(yè)を再開したとはいえない狀況の中、おいしいものを味わうには、デリバリーだけでなく、ネット通販で半製品を買って自分で料理する方法もある。
グルメ達(dá)は家で何を食べているのだろう。1月24日から2月1日にかけて、京東プラットフォームでのインスタント食品取引額は3.5倍増加し、蘇寧のインスタント火鍋シリーズの売り上げは同370.27%増加した。2月3-17日には、淘寶(タオバオ)でタニシ麺、火鳥麺(韓國の激辛インスタント麺)、各種インスタント麺、発熱剤付きインスタント火鍋、酸辣粉(酸っぱくて辛い春雨ヌードル)などの手軽なインスタント食品が売上高上位10位に入った。