寫真は3月1日、河北省広宗県にある萬怡自転車有限公司の生産現(xiàn)場で、作業(yè)員が日本から注文を受けた製品を組み立てている様子。
中國では新型コロナウイルスによる肺炎への対策が積極的な成果を上げており、社會(huì)や生産は徐々に秩序を取り戻しているが、海外では感染が拡大を続けている。再び立ち上がりつつある中國経済が「2回目の打撃」を受けるのではないかと懸念せざるを得ない狀況だ。中國新聞社が伝えた。
北京時(shí)間の3月4日午前10時(shí)現(xiàn)在、中國以外の國で新型肺炎への感染が確認(rèn)された人は累計(jì)1萬2千人を超え、海外での患者數(shù)の増加ペースは何日も続けて中國のペースを上回った。
ウイルスがあちこちに広がり、経済への影響もじわじわと拡大する。中國人民大學(xué)重陽金融研究院の劉英研究員は、「感染癥はグローバルな貿(mào)易、消費(fèi)、投資のすべてに目に見える影響を與えることになり、今後はより多くの國が厳しい措置を取って人の移動(dòng)を制限するとみられ、投資の予測もますます不安定なものになる」との見方を示した。
経済協(xié)力開発機(jī)構(gòu)(OECD)は、2020年上半期のグローバル経済成長は急激に鈍化すると警告するとともに、通年の成長率予測を2.4%に下方修正した。世界貿(mào)易機(jī)関(WTO)の予測では、グローバル物品貿(mào)易は今年第1四半期も弱い狀態(tài)が続き、感染癥の影響でさらに弱まる可能性があるという。
こうした狀況の中、「感染癥が世界の総需要を低下させ、中國の外需が激減するリスクがある」という分析が出てきた。中信証券の諸建芳チーフエコノミストはこれについて、「そうしたマイナス影響は確かにあるが、中國経済への打撃を過大評価するべきではない」との見方を示した。
一方で、輸出と輸入の狀況の変化は普段は高度にかみ合っていて、中國の物品貿(mào)易の黒字の減少幅が輸出そのものの減少幅を上回ることはない。また一方で、海外の生産が感染癥の影響を受ける中、各方面が代替効果により中國への輸出ニーズを増やしており、これも世界の総需要の減少がもたらす打撃を部分的に相殺することになる。