インターネットで焦って仕事探しをしながら、実家にいてテレワークのふりをする。
中國(guó)國(guó)內(nèi)で企業(yè)活動(dòng)や生産活動(dòng)が再開(kāi)してから1ヶ月が経った。新型コロナウイルスによる肺炎の影響で、毎年「金の3月、銀の4月」などと言われる転職シーズンも今年はかなり厳しい狀況だ。
転職を希望する人々を取材したところ、春節(jié)(舊正月、今年は1月25日)前に次の仕事を決めずに前の仕事をやめてしまった人は、「損失ははかりしれない」と嘆いていた。オンラインで新しい仕事を探すのは簡(jiǎn)単ではないし、失業(yè)期間が無(wú)限に長(zhǎng)引きそうだという。春節(jié)前に転職を考えていた若者の中には、春節(jié)後の雇用情勢(shì)の厳しさを見(jiàn)て、転職をとりあえずあきらめた人もいる。またWEB面接などさまざまな方法で転職活動(dòng)を続ける人もいる。
求職者は、「今年上半期の情勢(shì)は楽観できない。資格を取ったり、外國(guó)語(yǔ)の勉強(qiáng)をしたりして充電したい。下半期に雇用情勢(shì)が改善したらまたがんばって転職活動(dòng)をしたい」と考える人が多い。
感染癥で変化した転職事情
感染癥は大勢(shì)の人々の生活習(xí)慣を変えるとともに、大勢(shì)の人々の就職活動(dòng)や転職活動(dòng)における予想外の「ブラック?スワン」にもなった。北京の金融機(jī)関で働く米さん(仮名)は、春節(jié)前に外資系企業(yè)の年収が高い仕事に転職しようと決めていた。すると2月初旬、感染癥の影響で、その外資系企業(yè)は中國(guó)エリアでの採(cǎi)用ルートを閉じてしまった。3月には海外で感染癥が大流行し、米さんはルート再開(kāi)を待って応募することをあきらめ、北京で改めて転職活動(dòng)をすることにした。
最近の米さんはほぼ毎日ネットで履歴書(shū)を送り、採(cǎi)用情報(bào)をチェックしている?!笒?cǎi)用情報(bào)を出す金融企業(yè)が減っているし、中には応募者の學(xué)歴やキャリアに対する要求をますます吊り上げているところもある」という。米さんは中國(guó)の普通の大學(xué)の出身で、オーストラリアの有名校で修士課程を修了している。しかし、「やっと連絡(luò)をくれた會(huì)社があったと思ったら、最終的に『條件が合わない』と言って斷られた。今は多くの機(jī)関が応募條件を明確にしていて、大學(xué)は中國(guó)政府が重點(diǎn)的に建設(shè)を進(jìn)めている「211プロジェクト」か「985プロジェクト」の指定校でなければだめで、海外に留學(xué)した人手も名門(mén)校の卒業(yè)生でなければ、面接にも進(jìn)めない」という。
幸い、米さんは仕事を辭めていないので、今でも勤め先はある。春節(jié)前に次の仕事を決めずに以前の仕事をやめた人もいる。そのうちの1人の北京で働く湖北省出身で80後(1980年代生まれ)の夏さん(仮名)は、「元々春節(jié)の後で北京に戻って転職活動(dòng)をするつもりだった。春節(jié)前に湖北省に戻ったら隔離されるなんて思いもしなかった」と話した。
夏さんは、「一方でネットで仕事探しをしながら、一方では実家にいてテレワークのふりをしている」と自嘲気味に話したが、これは春節(jié)前に次の仕事を決めないで前の仕事をやめてしまった多くの若者の狀況だ。彼らは実家にいて、親は子どもが無(wú)職でいることを知らない。