北京の故宮博物館が今月1日から秩序立てて一般公開を再開したのに続き、甘粛省敦煌市の文化的ランドマークである莫高窟も今月10日から一般公開を再開する。
敦煌研究院は7日、新型コロナウイルス感染防止対策が実施されている期間中は、今月10日以降から莫高窟の一部の洞窟が見學(xué)できるが、莫高窟デジタル展示センターのほか、敦煌藏経洞陳列館、敦煌研究院院史陳列館、敦煌研究院美術(shù)館、敦煌石窟文化財(cái)保護(hù)研究陳列センターなどは休館のままであると発表した。また、莫高窟の1日當(dāng)たりのチケット予約數(shù)も最大キャパシティーの30%以下に制限し、1800枚までとする。上限に達(dá)した場合は、販売停止となる。旅行社からの団體予約は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では受け付けない。団體予約受付再開時(shí)期については、別途発表される。
一般公開再開について、敦煌研究院の趙聲良院長は取材に対して、「実際には、防疫業(yè)務(wù)の訓(xùn)練を、敦煌市の防疫當(dāng)局と何度も行ってきた。最も厳格な措置を講じていると言うことができる。莫高窟の一部の洞窟は小さいため、一般公開再開について、心配なことも多かった。しかし、中國全土で感染がほぼ封じ込められているという大きな背景と共に、甘粛省ではもう何日も新規(guī)感染者が確認(rèn)されていない。また、メーデー5連休中に一般公開再開した故宮博物院の狀況も良いため、莫高窟も、面積が大きく、通気性の良い8つの大窟を公開することにした。一方、面積の小さな特殊洞窟の一般公開再開は見送った」と説明した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月9日