「植物肉」という名前を聞くと、野菜やトマトなどのあっさりしたヘルシーメニューと考えがちだ。しかし植物肉は実際には常に完全なヘルシーメニューとは限らず、そしてカロリーが低いわけでもない。ネット上では、植物肉を食べることで油分を減らしスタイルを管理でき、ダイエット効果があると噂されているが、本當(dāng)にそうなのだろうか。
植物肉の材料は通常、大豆タンパク、飲用水、植物油、食用塩などや、一連の関連する食品添加物だ。うち油脂は植物肉に非常に重要な成分で、植物肉の食感を改善でき、本物の肉のような柔らかさとジューシーさを生み出してくれる。植物肉に添加される油脂は、ひまわり油、菜種油、あるいは固形のパームオイル由來のものだ。
また、余分に添加されるデンプンや調(diào)味料は、植物肉をより美味しくしていると同時に、カロリーも増やしている。
米國農(nóng)務(wù)省が最近統(tǒng)計を行ったある植物由來の人工肉の栄養(yǎng)データによると、100グラムの植物肉のエネルギーはおよそ221キロカロリーで、実は牛肉(250キロカロリー)とそれほど変わらない。ダイエットする人が避ける主食の米は、100グラムで129キロカロリーしかない。植物肉を何口か食べるだけで茶碗1杯の米のカロリーになる。そのため植物肉によるダイエット効果は期待できそうにない。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月3日