稅関が13日に発表したデータによると、今年上半期には中國の物品貿(mào)易の輸出入総額が前年同期比2.1%増の20兆1000億元(1元は約19.2円)に達(dá)した。稅関総署の報(bào)道官で統(tǒng)計(jì)分析司(局)の呂大良司長(局長)はこれについて、「中國の輸出入規(guī)模が同期で初めて20兆元を突破したことは、畫期的な意義を持つ新たなブレークスルーだ。このブレークスルーは、複雑で厳しい外部環(huán)境、グローバル貿(mào)易投資が鈍化する背景の中で達(dá)成されたもので、新型コロナウイルス感染癥の防疫物資や『おうち経済』関連製品といったこれまでの『一時的な牽引要因』が消滅した狀況の中で達(dá)成されたものでもあり、実に難しいことだった」と述べた。
今年第2四半期(4-6月)には、輸入量も輸出量も前年同期比で減少から増加に転じ、輸入は同5.9%増、輸出は同2%増となり、エネルギー関連製品などの輸入量、自動車などの輸出量は前年同期比成長率がいずれも2けたに達(dá)した。呂司長は、「貿(mào)易量の増加が貿(mào)易規(guī)模の拡大をもたらした。これは中國の対外貿(mào)易の輸出入の基礎(chǔ)が堅(jiān)実で、実質(zhì)的な成長を遂げたことを意味する」と述べた。
世界の狀況を見ると、世界貿(mào)易機(jī)関(WTO)は今年のグローバル物品貿(mào)易量は同1.7%増加すると予想し、過去12年間の平均水準(zhǔn)の2.6%を明らかに下回るものだ。貿(mào)易の鈍化は各エコノミーが直面する共通の課題だ。周辺のデータを発表しているエコノミーと比較すると、中國の対外貿(mào)易は引き続き高い強(qiáng)靱性を示し、競爭上の優(yōu)位性が安定の中で強(qiáng)固になっている。WTOが発表した最新の國際データに基づいた試算では、今年1-4月には、中國の輸出製品が國際市場に占めるシェアが小幅に上昇し、中國の対外貿(mào)易はより力強(qiáng)い競爭力を示したという。
呂司長は、「中國は対外開放の方針を堅(jiān)持し、國際経済貿(mào)易協(xié)力を積極的に推進(jìn)し、対外貿(mào)易安定の一連の政策措置を続々と打ち出してきた。それらの総合的な効果が今、顕在化し続けており、対外貿(mào)易の規(guī)模安定と構(gòu)造最適化の推進(jìn)には引き続き堅(jiān)実な支えが備わり、2023年を通じて中國には市場シェアを引き続き突き固め、グローバル物品貿(mào)易世界1位の地位を維持できるとの自信がある」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年7月14日