中國で9番目の國家級(jí)新區(qū)「青島西海岸新區(qū)」が、日本列島と海を隔てて向かい合う山東省青島市の西海岸に建設(shè)されることになった。これにより、現(xiàn)在冷え込んでいる中日経済貿(mào)易関係に新たな発展のチャンスがもたらされるとみられる。「新華網(wǎng)」が伝えた。

中國政府は6月初めに青島西海岸新區(qū)の建設(shè)を認(rèn)可し、國家発展改革委員會(huì)はこのほど総合プランを発表した。注目すべきは、プランの細(xì)則には中日経済貿(mào)易協(xié)力に言及する部分が多いことだ。

ここでいう協(xié)力には次のような內(nèi)容が含まれる。新區(qū)が日本?韓國との経済貿(mào)易金融協(xié)力を深化させ、中日韓FTA交渉の各レベル會(huì)議や関連の活動(dòng)を積極的に引き受け、汎黃海経済技術(shù)交流會(huì)と中日韓FTA投資貿(mào)易商談會(huì)の開催を申請すること。青島中國ドイツエコパーク、中日間および中韓間のイノベーション産業(yè)パークを計(jì)畫建設(shè)し、海洋産業(yè)での協(xié)力、投資貿(mào)易の利便化、國境を越えた交通?物流などの面で他に先駆けてテスト事業(yè)を行うこと。

中日問題の専門家の分析によると、中日関係がピリピリしていることを背景に、中國がこの地域の建設(shè)を契機(jī)として日本との経済貿(mào)易金融協(xié)力を発展?深化させようとしていることは、中國の包容力と開放的な態(tài)度を示すもので、中日間の経済貿(mào)易関係の緊張狀態(tài)や変動(dòng)を緩和させ、東アジア経済を振興させ、この地域はもとより世界の経済にプラスの影響を與えるという。

外交學(xué)院國際関係研究所の周永生教授の指摘によると、青島と日本は海を隔てて向かい合い、関連の優(yōu)遇政策を通じて日本の投資を呼び込み、経済、金融、技術(shù)などの面で雙方の交流?協(xié)力を強(qiáng)化することは、中日経済貿(mào)易の長期的な発展を促し、目下の中日貿(mào)易額の継続的な減少をくい止める上でプラスになるという。

2012年9月以降、中日両國の関係は國交正?；詠恧巫瞍馍瞍す乳gに落ち込んだ。経済協(xié)力も深刻な影響を受けた。