要するに、販売価格の固定行為の有無を判定する場合、ライセンス契約上の文言だけではなく、ライセンス契約の実質(zhì)內(nèi)容への判斷も必要となり、固定、最低、最高、提案など文言表現(xiàn)の有無に関係ない。

一方、たとえライセンス契約には「最低」の文言があるとしても、一概に販売価格の固定行為に該當(dāng)すると言えない。ライセンス契約を締結(jié)する際、ライセンサーが最低ライセンス料をライセンシーに求めるのはよく見受けられる。これにより、ライセンサーが基本報(bào)酬を得られることを保証されるとともに、ライセンシーが自ら所有する技術(shù)との競爭を減殺する為、ライセンス技術(shù)を棚上げる行為をも防げる。最低ライセンス費(fèi)への約定行為は、ライセンス技術(shù)の最低限度の使用をライセンシーに促し、技術(shù)流通及び市場競爭にも促進(jìn)する利點(diǎn)がある。よって、最低ライセンス費(fèi)の約定行為は、知的財(cái)産権の正常行使行為に屬し、獨(dú)禁法により禁止されない。

また、ライセンシーは、ライセンス技術(shù)で某製品を生産できるか、非ライセンス技術(shù)で某製品を生産することもできる場合、もしライセンス費(fèi)の支払うにつき、ライセンシーの全部製品の販売額に基づき計(jì)算することをライセンシーに要求するのは、他の特別な事情がなければ獨(dú)禁法により禁止される。ライセンサーは、ライセンス技術(shù)のみに基づきライセンス費(fèi)を受取り、非ライセンス技術(shù)から利益を獲得できない。もしライセンサーが非ライセンス技術(shù)にもライセンス費(fèi)を受取られることになれば、ライセンシーの非ライセンス技術(shù)の使用コストが増加され、非ライセンス技術(shù)で生産される製品の數(shù)量も制限されることになり、両技術(shù)間及び両技術(shù)で生産される製品間の競爭をも制限することになりかねない。上記他の特別な事情の有無として、たとえば、ライセンス技術(shù)が最終製品上に無形であり、區(qū)別できない、つまり、ライセンス技術(shù)か、非ライセンス技術(shù)で生産しているか判斷できなく、全部製品の販売額しかライセンス費(fèi)を計(jì)算できない場合が考えられる。

②ライセンス技術(shù)の使用回?cái)?shù)又はライセンス技術(shù)で生産される製品の生産數(shù)量又は販売數(shù)量を制限する行為