パリの街角の本屋
「パリ癥候群」は1980年代、パリ在住の心理學者である太田博昭が発見した。報道によると、在パリ日本大使館は今年だけで少なくとも4人の日本人観光客が「パリ癥候群」で日本への緊急帰國を助けた。そのうち2人の女性は、泊まっているホテルの部屋が盜聴され、誰かが危害を加えようと企んでいたと信じこんでいたという。
ある心理學専門家はこう指摘する。「一般的には、『パリ癥候群』を発癥した患者のうち3分の1はすぐに正常な情緒を回復し、もう3分の1は抑うつ癥狀が繰り返し起こるようになり、殘りは精神の崩壊をきたす恐れがある」(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月7日
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