中國映畫の巨匠?張蕓謀(チャン?イーモウ)監(jiān)督は22日、香港で參加した文化イベントで若者と交流した際、「今は顔に頼る時代ではなく、美容整形には反対」との見方を示した。成都商報が報じた。
自分が若かった頃の奮闘史について語った張監(jiān)督は、「私は生まれつき頭が良かったわけではない。でも必死に努力した。22歳の時に、紡績工場で一生働くわけにはいかないと思い、撮影を勉強(qiáng)し、運命を変えた」と、苦労した時期もあったことを明かした。
一方、「美女の基準(zhǔn)」について聞かれた張監(jiān)督は、「今、社會では美容整形がブームになっている。でも、整形により顔の筋肉が破壊され、笑顔も不自然になる。映畫出演はできなくなる。顔は両親がくれたもので、血縁、家族の伝承。整形は両親に対する不敬。だから、整形には反対する。一番重要なのは心の気質(zhì)。映畫は、自然な表情が必要で、整形した顔は必ず分かる。一般の人は軽率に整形しないよう勧めたい。誰でも、知識を取り入れることや良い気質(zhì)を養(yǎng)うことで、自信を身に付けなければならない」としたほか、女優(yōu)の鞏俐(コン?リー)に言及し、「有名になるには努力が必要で、美しさも自分から出るもの。たくさんの人が彼女のことを『美しい』という。良い気質(zhì)を身に付けていると、『美しい』と感じてもらえるもの」と稱賛した。
また、張監(jiān)督は、米レジェンダリー?ピクチャーズが中國映畫界に進(jìn)出するため立ち上げたレジェンダリー?イースト(東方伝奇)が手掛ける「萬里の長城」をテーマにした映畫の旗を振ることが決まっており、中國文化が再び世界に向けて発信されることを明らかにした。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月24日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386