七.劉 澤軍先生
2014年18日に大連大學(xué)にて、第14回日中友好中國大學(xué)生日本語科卒業(yè)論文コンクールのゲスト審査員として、言語部門の審査に參加させていただきました。まず、主催者の小野寺先生、主催大學(xué)の宋協(xié)毅先生を始め、審査員の先生方々にこのすばらしいチャンスをいただきましたことを心より感謝を申し上げます。はじめの參加ですので、審査當(dāng)時に感じたことや思いついたことをそのまま述べようとし、ご鞭撻?指導(dǎo)をお願い申し上げます。
第一に、審査員の仕事ぶりに感心しております。長い旅による疲れを気にせず、すぐに仕事に就き、また短い時間で山ほどの審査作業(yè)をやり遂げ、重い責(zé)任感や高いプロ意識やチームワーク及び主査のリーダーシップを見せてくださいました。大変勉強させていただきました。今後の自分が目指している仕事ぶりに貴重な手本を作ってくださいました。
第二に、學(xué)生論文の質(zhì)の高さに感心しております。第13回の最優(yōu)秀論文指導(dǎo)賞(言語部門)を受賞した私にとって、今年度の応募者の論文は昨年度のものに負(fù)けないぐらい質(zhì)が高まっていると感じています。特に言語部門の論文に関して、よりよい論文を書くためには、普通以上の努力をせざるを得ません。それだけではなく、獨特な視點、獨創(chuàng)性、客観性に満ちた調(diào)査方法などが求められています。これらのことは學(xué)部生にとってかなりの難関ですが、今回の応募者の中ではその難関を克服した論文は少なくありません。そういう意味では、このような論文コンクールによって、中國の大學(xué)生の卒業(yè)論文の質(zhì)が確実に高められているといえるでしょう。
第三に、審査制度の改革に感心しています。わたくしのような卒業(yè)論文の現(xiàn)場の指導(dǎo)教員はこんなに近く論文の審査に當(dāng)たることができて、夢にも見ませんでした。最優(yōu)秀論文はどのように生まれてきたのか、それにどのような基準(zhǔn)で優(yōu)秀論文を決めているのかについて、審査制度の改革に伴うゲスト審査員制度の導(dǎo)入によって、その流れが少しずつ見えてきました。日本語に関して中國の各専門分野の大物とともに審査ができたことは、すべて審査制度の改革及び充実のおかげだと思われます。長年、この制度の充実にご盡力くださった小野寺先生に改めて感謝を申し上げます。
論文コンクールが年々に行われることによって、大學(xué)生の論文の質(zhì)が徐々にアップされています。ただし、受賞のために論文を書く傾向が出始めていたことは決して望まれたことではありません。限られた枠を設(shè)けられて、自然體に近い學(xué)生論文、指導(dǎo)教員の役割をより明らかにした論文選考システムに関する考案の作り出し作業(yè)を急がなければなりません。わたくし、それにかかわる一員として、日々の極ありふれた論文指導(dǎo)をしながら、中國の大學(xué)生の卒業(yè)論文の更なる質(zhì)の高まりに力をささげたい所存です。どうか引き続きよろしくお願い申し上げます。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386