特定非営利活動(dòng)法人日中友好市民倶楽部が主催し、中國(guó)日本語(yǔ)教學(xué)研究會(huì)が共催する「第14回日中友好中國(guó)大學(xué)生日本語(yǔ)科卒業(yè)論文コンクール」の審査會(huì)が10月18日、大連大學(xué)で行われた。
その後、各部門の審査委員を擔(dān)當(dāng)する方々がコンクールについての所感を?qū)盲堡皮俊?/p>
☆審査委員の所感(原稿到著順)
一.小野寺 健先生
社會(huì)?文化部門審査委員としての所感と、主催者としての感慨を、合わせて述べさせて頂きます。
1.論文指導(dǎo)の在り方について
論文指導(dǎo)に當(dāng)たる教師の立ち位置については、a.學(xué)生同様のプレーヤー、b.コーチ、c.アンパイアとの考えがあり、a.とc.は極端としても、b.の関與の度合いが、議論の対象となります。なお、筆者の基本的姿勢(shì)は、c.を基調(diào)としてb.を加味したものを、貫いております。これは、過(guò)度の指導(dǎo)は、學(xué)生の創(chuàng)意工夫と主體的に學(xué)習(xí)する機(jī)會(huì)を、奪い兼ねないと危懼するからです。また、先端校は、學(xué)生の資質(zhì)が高く、指導(dǎo)する教師も、研究者としての実績(jī)があるので、當(dāng)然要求も高くなりますが、學(xué)士論文は、學(xué)部生活の集大成ではありますが、學(xué)問(wèn)の入り口に過(guò)ぎず、他の學(xué)習(xí)との整合性もありますので、基本的資質(zhì)を訓(xùn)練する機(jī)會(huì)と捉えては、如何かと存じます。
2.テーマの選定について
學(xué)士論文の場(chǎng)合その成否は、テーマの選定如何に関わることは、識(shí)者の一致した見解です。そして、近年の応募論文は、研究者の視點(diǎn)に近い鋭い問(wèn)題意識(shí)に基づくテーマが散見しますが、日本語(yǔ)表現(xiàn)力と論旨の展開に、未熟さと力量不足が、感じられます。そこで、學(xué)習(xí)の基本に立ち返り、日本語(yǔ)の特性と日本概況の勉強(qiáng)について、もう一度見直しては、如何かと存じます。
また、時(shí)代設(shè)定については、資料の入手と操作について、限界がありますので、近現(xiàn)代に限定するのが、無(wú)難かと存じます。
3.論文コンクールの在り方について
當(dāng)論文コンクールは、受賞者の顕彰を目的としたものではなく、コンクールを通じて、日本語(yǔ)教育の現(xiàn)狀と課題を把握して、その克服を目的として、運(yùn)営致しております。
したがって、その受益者は、日本語(yǔ)學(xué)習(xí)者と日本語(yǔ)教育に攜わる全ての教師であり、受賞者ではないので、ご理解をお願(yuàn)い致します。
また、上記の運(yùn)営趣旨に基づき、セミナー開催とテキスト発行を、主要業(yè)務(wù)と致しますので、皆様のご意見を、広くお寄せ願(yuàn)います。
では、來(lái)年度のセミナー開催は、10月中旬に、北京第二外國(guó)語(yǔ)學(xué)院を會(huì)場(chǎng)に行いますので、多數(shù)のご參加を、要請(qǐng)申し上げます。
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