マツダ中國法人が発表したデータによると、14年11月の中國市場での販売臺數(shù)は2萬32臺で、前年同月の2萬465臺から2.1%減少した。マツダは過去8カ月連続で中國販売臺數(shù)が増加したが、今は再び停滯期に入っている。今年の中國での伸びは、一汽マツダの「アテンザ」と長安マツダの「アクセラ」という2つの新車によるところが大きい。だが新車の牽引効果は徐々に弱まっている。
14年1~11月に、一汽マツダは9萬6838臺を販売した。前年同期は10萬7869臺で、10.2%減少した。同期の長安マツダは9萬2373臺を売り上げ、前年同期の5萬5167臺から67.4%も増加した。マツダ中國法人の稲本信秀會長がうち出した今年の中國販売臺數(shù)目標(biāo)は22萬臺で、そのためには12月に3萬789臺を売らなければならない。だがこれまでの販売データをみると、達成は難しいといえる。
「第一財経日報」が伝えた統(tǒng)計によると、今年1~11月に日産は中國で110萬臺を販売し、前年同期比1.7%増加した。トヨタは90萬7400臺で同12.2%増加。ホンダは64萬6100臺で同1.4%減少。日系ビッグ3の1~11月の累計販売臺數(shù)は265萬3500臺。昨年のトヨタの中國販売臺數(shù)は91萬8千臺、日産は126萬6千臺、ホンダは75萬7千臺、スズキは23萬臺、マツダは18萬7千臺、三菱は6萬7千臺で、6社を合わせると342萬5千臺だった。
分析によると、日系メーカー不振の主な原因は、製品のバージョンアップのテンポが遅く、新技術(shù)の導(dǎo)入に臆病すぎる點にある。今は新技術(shù)や新車種の導(dǎo)入に力を入れるが、市場から反応が返ってくるまでしばらく時間がかかるため、日系車の狀況は來年も好転しないことが予想される。
全體としてみると、日系6ブランドの規(guī)模でVW1社と対抗し、それほどうまくいっているとはいえない。最終的な通年の販売データに多少の食い違いがあったとしても、日系は束にならなければVWに対抗できないということで、これは実になんとも気まずい局面だといえる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月11日
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