11日午後9時ごろ、75日間にわたって封鎖されていた香港の東西を結(jié)ぶ幹線走路である夏慤道が再び開通した。これは、「セントラル占拠」がいよいよ終焉を迎えたことを示している。

香港警察は同日午後、金鍾占領(lǐng)區(qū)の撤去作業(yè)を開始した。作業(yè)は夜まで続いたが、ほぼスムーズに進められた。警官が「人の鎖」を作り、占拠された道路を少しずつ前進し、占領(lǐng)者が投げ捨てたテントや橫斷幕などの障害物を片付けていった。清掃員も作業(yè)に加わり、おびただしい數(shù)のペットボトルやティッシュなどのゴミを撤去した。

警察は、最初に、不法に占領(lǐng)されたエリアを封鎖し、まだ殘っていた占拠者に道路から離れるよう指示した。また、彼らに身分証の提示を求め、記録した。撤去?清掃作業(yè)が始まるまでに、デモに參加していた占拠者の大部分はその場を離れたが、まだ少數(shù)の人間が撤去を拒んだ。警察がスピーカーで呼びかけたが効果がなかったため、逮捕に及んだ。

12日午前、香港高等法院（裁判所）執(zhí)行主任、金鍾地區(qū)禁制令申請者代理人、弁護士が現(xiàn)場に到著し、禁制令を執(zhí)行した。同日午後1 時ごろ、「セントラル占拠」者らが禁制令エリア內(nèi)に設(shè)置したバリケードが全て撤去された。金鍾占領(lǐng)區(qū)の清掃作業(yè)が終わると、銅鑼灣の占拠された一部道路が、最後に殘された不法占拠エリアとなった。警察側(cè)によると、近くタイミングを見計らい、同エリアの撤収?清掃作業(yè)に著手するという。