昨年7月、銀行業(yè)監(jiān)督管理委員會はまず、「深セン前海微衆(zhòng)銀行」「溫州民商銀行」「天津金城銀行」の民営銀行3社の開業(yè)申請を認(rèn)可した。同年9月には、「浙江網(wǎng)商銀行」「上海華瑞銀行」の設(shè)立を認(rèn)可した。だが現(xiàn)在、公式サイトの正式開設(shè)を宣言して本當(dāng)に実現(xiàn)されたのは「微衆(zhòng)銀行」だけで、そのほかの銀行は開業(yè)のスケジュールをまだ公開していない。

事情通によると、溫州民商銀行は1月中下旬に開業(yè)し、顧客を迎える予定だ。銀行業(yè)監(jiān)督管理委員會は6カ月の設(shè)立準(zhǔn)備期間を與えており、この時間で計算すると、例外事項(xiàng)が無い限り、最初の民営銀行は上半期に正式に登場する。

中國社會科學(xué)院金融研究所の研究員を務(wù)める易憲容氏によると、民営銀行の差別化経営は、民営銀行の生存の道となるだけでなく、これを突破口として、國內(nèi)銀行業(yè)の新たな市場競爭に春を呼びこむこととなる。特にアリババ（阿里巴巴）と騰訊の民営銀行の國內(nèi)銀行業(yè)に対する影響と効果は低くみつもってはならない。

交通銀行のチーフエコノミストを務(wù)める連平氏によると、もしも3年前に民営銀行が誕生していれば、比較的良好な環(huán)境が得られただろうが、現(xiàn)在の環(huán)境は圧力が高まっている。金利差は収縮し、金利市場化による負(fù)債コストも上昇しているが、この2點(diǎn)は非常に重要である。もしも経済の下方圧力が高まれば、生産力過剰な産業(yè)が増え、企業(yè)の経営狀況が悪化し、銀行業(yè)務(wù)の発展にも不利な要素が増えることになる。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月12日