全國50都市の通勤距離?通勤時間ランキング
検索サービスの中國最大手?百度はこのほど、「全國50都市?會社員の通勤距離?通勤時間ランキング」を発表した。これによると、全國の會社員の平均通勤時間は28分、平均通勤距離は9.18キロメートルだった。ランキング発表後、多くのネットユーザーが、「思わず涙ぐんでしまった」とコメントした。中國経済が報じた。
●ネットユーザーのツッコミ「北京の通勤地獄は最も過酷」
今回の調(diào)査には、全國300都市以上に住む300萬人以上が參與した。統(tǒng)計データによると、全國の會社員の平均通勤時間は28分、平均通勤距離は9.18キロメートル。このうち、バス?地下鉄通勤の平均距離は9.75キロメートル、平均所要時間は32分。マイカー通勤の平均距離は8.11キロメートル、平均所要時間は23分だった。
北京?上海?広州?深セン4大都市は軒並み、通勤距離?時間ともにトップ10入りした。北京の平均通勤距離は19.2キロ、平均通勤時間は52分で全國首位。続く2位は上海で、平均通勤距離18.82キロメートル、平均通勤時間51分。天津は、平均通勤距離16.95キロ、平均通勤時間46分で第3位。また、北京市は、居住地域とオフィス地域が最もはっきりと區(qū)切られている都市であることが、調(diào)査の結果明らかになった。これについて、「北京の通勤地獄は最も過酷」とのツッコミが多くのネットユーザーから寄せられた。
ランキング結果をより細かく見ると、通勤距離の長さは、もはや一線都市だけの「特色」ではないことが分かる。ランクングにおいて、蘇州、仏山、大連など二?三線都市はいずれも、比較的上位にランクインしている。このうち蘇州の平均通勤距離は15.51キロメートルと、広州を抜いて第4位に入った。
●ネットユーザーの嘆き「貴重な青春の時間が通勤に費やされる」
通勤距離?時間が長いという悩みに対して、一部のネットユーザーは、「心身ともに疲れ果てる」と愚癡をこぼす。あるネットユーザーは、「夕方、會社を出てから1時間で帰宅できれば運がいいほう。毎日毎日、3時間から5時間は通勤に費やしている」と嘆いた。
「職場の近くに住まいを借りて、時間コストを削減すべき」という聲も多い。あるネットユーザーは、この意見について、「職場近くの家賃の相場は上がる一方だが、給料は上がらない。通勤距離はますます遠くなり、通勤時間はますます長くなる」と強く訴えた。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月29日
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